「キャッチアップ世代」子宮頸がん予防のワクチン接種を呼びかけ
✍️記事要約
山口県医師会は、子宮頸がんなどを防ぐHPVワクチンを接種できなかった世代に、早めの接種を呼びかけました。
県医師会 加藤智栄会長
「ワクチンによって防げばですね、子宮頸がんにかかるリスクは大幅に減ります。せっかく公費助成がついておりますので、県民のみなさまにはなるだけたくさんですね、ワクチン接種していただきたいと」
県医師会が会見で、子宮頸がんを予防するためのワクチン接種を呼びかけました。子宮頸がんは若い女性がかかりやすく、日本では毎年およそ2900人が死亡しています。
これを防ぐHPVワクチンは小学校6年から高校1年の女性を対象に公費による接種が行われていましたが、接種後に体の痛みなどを訴える人が相次いだことで、厚生労働省は一時、接種を勧めることを中止していました。
機会を逃していた27歳までの女性は、「キャッチアップ世代」として無料接種ができます。
この世代の無料接種は9月末までに初回を接種しないと、最大10万円の自己負担がかかるようになります。この世代も接種率は7.2パーセントと低迷していて、県医師会は未接種の人への声かけなどを呼びかけています。
■英訳
The Yamaguchi Prefectural Medical Association is urging early vaccination for generations who missed the opportunity to receive the HPV vaccine, which helps prevent cervical cancer.
**President of the Prefectural Medical Association, Tomoe Kato:**
"Vaccination can significantly reduce the risk of cervical cancer. Since public funding is available, we strongly encourage as many residents as possible to get vaccinated."
At a press conference, the Prefectural Medical Association called for vaccination to prevent cervical cancer. Cervical cancer is common among young women, with approximately 2,900 deaths annually in Japan.
The HPV vaccine, which prevents cervical cancer, was publicly funded for girls from the 6th grade of elementary school to the 1st year of high school. However, the Ministry of Health, Labour and Welfare temporarily halted its recommendation due to reports of pain and other side effects following vaccination.
Women up to the age of 27 who missed the opportunity to be vaccinated are eligible for free vaccinations as part of the "catch-up generation." If they do not receive their first dose by the end of September, they could face out-of-pocket costs of up to ¥100,000. With the vaccination rate among this group at a low 7.2%, the Prefectural Medical Association is urging outreach to those who have not yet been vaccinated.
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
キャッチアップが終わったら男性に接種が始まって行くと思います。すでに一部の自治体は男子の接種も始まっています。男性も咽頭癌などの原因になります。ピンポン感染を防げるといいですね。
検診が予防という意見が散見されますが、検診は罹患して患部に病変があるかの確認です。子宮口の組織を取り細胞診を行います。組織を取る場所によっては見落としもあります。検診に期待できるのは早期発見です。
ワクチンは9種の悪性度の高いウイルスを選別して作られ予防できます。それ以外はカバーできないので検診で早期発見しましょう。
自治体によっては20歳以上は2年に一度子宮がん検診の案内があるので検診もお勧めします。
✅ 今も訴訟中のワクチン打とうなんて自殺願望があってもないでしょ。だって、死ぬわけでもなく苦しむだけですから。知らずに打って苦しんでる方に適切な支援があるべきです。
✅ キャッチアップは予防効果が低いことが分かっていて、相対的にリスクが高いのに、なぜここまで大規模な接種推奨キャンペーンが必要なのか。