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「楽に生きるための」たった1つの考え方[2022.9.17]

「楽に生きるための」たった1つの考え方

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✍️記事要約

✅ 【働き方ミニマリストが教える】「楽に生きるための」たった1つの考え方

「手放し、効率化し、超集中」するための全技法とは!?
レコード会社時代はヒットメーカーとして、ミリオンヒットを10回記録するなどトレンドの最先端を疾走。音楽プロデューサーとして絶好調の39歳の時に退社して、ニュージーランドに移住。現地の湖畔で、環境負荷を最小限に抑える自給自足ライフを営みながら、世界を旅しながら働く移動生活を送り、グローバルノマドの第一人者と称される四角大輔氏。
彼のベストセラー『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』は、次世代のミニマリストのバイブルにもなった。

この連載では、四角氏のあたらしい著書『超ミニマル主義』の中から、「サイフ」「カバン」「書類」「名刺」「ウェア」「シューズ」「仕事机」「デバイス」「部屋」といった物質、「情報」「データ」「スケジュール」「タスク」「労働時間」「ストレス」「人付き合い」といった非物質を、極限まで「最小・最軽量化」する方法を紹介していきます。自分の可能性を「最大限=マックス」に引き出す方法と、持続的な成果を出し続けてサステナブルに働くための技術も公開いたします。

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● 楽に生きるための考え方

 「どうすれば楽に生きられるだろうか」

 10歳になる頃、そう思い詰めていた。病弱で気も弱く、学校もオトナ社会も大嫌い。そして、次のような悩みも抱えていた。

 「やりたいことがあるのに時間が足りない」

 小学生だって、授業や宿題、行事や門限があって忙しい。

● 「大切なことを最大化するために、 余計なことすべてを最小化する信条」

 小さな頭を使い、あるシンプルな答えにたどり着く。

 ――「しんどい・嫌・やらなきゃ・面倒」を減らして身軽になり、「心地いい・楽しい」を増やせば楽になるかも――。

 ――そうやって「やりたくないこと」を削り、「好き・やりたいこと」に使う時間が増えるほど幸せになれるかも――。

 この「大切なことを最大化するために、余計なことすべてを最小化する信条」こそが、筆者のミニマル主義と幸福論のルーツ。

● 「ミニマリスト」は 「最低限のモノだけで生きる禁欲的な人」ではない

 例えば「ミニマリスト」ムーブメント―世間は「最低限のモノだけで生きる禁欲的な人」と誤解しているが、そうじゃない。

 あくまで「物質」は、削る対象の一部。労力、時間、気がかり、心身への負担といった難易度の高い「非物質」こそが主となる。

 しかし、何かを減らすことで、快適さや心の豊かさを失ったり、パフォーマンスが下がっては意味がない。

 あれから40年以上、この規範で人生をデザインしていたら『超ミニマル主義』にたどり着いた。だからこそ力説できる。

 「超ミニマル主義者は、禁欲主義ではなく幸福主義だ」と。ストイックな思想ではなく、楽に生きるための流儀であると。

● 次世代のミニマリストは、 大事なことのために、どうでもいいことを削る

 次世代のミニマリストは本質的で、ただモノを捨てるのではない。大事なことのために、どうでもいいことを削るのだ。

 「モノを減らすことは、幸せについてもう一度考えてみること」

 世界的にヒットしたミニマリスト本『ぼくたちに、もうモノは必要ない。増補版』(ちくま文庫)の著者、佐々木典士さんのこの言葉に、ミニマリスト哲学が集約されている。

 「好きなモノしかない暮らし、好きなコトしかしない仕事」

● 「働き方は、生き方である」

 今やそんな人生は実現可能となった。

 では、どうすればいいのか―その答えは、モノとコトの手放し方と、残ったコトの最速処理術にある。その具体的な方法はこの連載の中で解いていく。

 「命を削って働く日本のビジネスパーソンの“生産性”と“暮らしの質の向上”に少しでも貢献したい」

 「仕事を楽しむ技術、楽に生きる技法を伝えることで、幸せな人生をデザインしてほしい」

 これこそが、筆者の一番の願いである。「働き方は、生き方である」。この言葉を胸に、この連載を読み進めてほしい。

 『超ミニマル主義』では、「手放し、効率化し、超集中」するための全技法を紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

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