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はやぶさ2 砂に生命の源アミノ酸[2022.6.5]

はやぶさ2 砂に生命の源アミノ酸

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ 小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰った砂から20種以上のアミノ酸

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が地球に持ち帰った小惑星「リュウグウ」の砂から、アミノ酸が20種類以上見つかったことが関係者への取材でわかった。アミノ酸はたんぱく質の材料。生命のもととなる物質が宇宙由来である可能性を後押しする結果となりそうだ。

リュウグウの砂が入ったはやぶさ2のカプセルが豪州に帰還したのは2020年12月。内部には約5・4グラムの砂や石が入っていた。JAXAの研究チームは昨年6月、世界各国の研究機関に砂を配り、本格的な分析を始めると発表していた。初期分析の段階で、すでに炭素や窒素といった有機物を構成する物質が含まれていることは分かっており、たんぱく質の材料になるアミノ酸があるかどうかが注目されていた。


 ヒトの体内のたんぱく質を形作るアミノ酸は20種類。関係者によるとそのうち、体内でつくることのできないイソロイシンやバリンなどを確認。コラーゲンの材料になるグリシンのほか、うまみ成分として知られるグルタミン酸もあったという。

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✅ 小惑星も欠片にアミノ酸が存在していたことで、地球への隕石の衝突によって生命の原材料が運ばれてきたという仮説の真実性を前進させたが、それは、有力な仮説としての根拠が補強されたに過ぎない。
もう一つ、最近の研究で有力とされる仮説には、原始地球上での火山活動にによる蒸気で熱せられ、現出した熱泥泉の中で誕生したというものがある。
現在生息する殆どの生命体には猛毒の硫化水素をエネルギー源として用いていたという。
太陽系内の他の天体(小惑星や惑星、衛生)内にアミナノ酸が含まれていたなら、地球内にも含まれていた可能性は大きい。

以前に最有力と考えられていた「太古の海」で生命が誕生したという説は否定されつつあり、最新の工学技術を用いた実験や観察によって、今後さらに、多様な可能性が提示されていくだろう。
✅ 生命の起源は宇宙にある。
地球では元素は作られない。
太陽のような恒星で作られる元素は最も重い物質でも鉄までであり、それより重い元素は中性子星で作られたと考えられている。
だが、宇宙誕生時にすでに作られていた可能性がある。
何故なら時間が存在しない世界で揺らぎが生じ、その揺らぎは時間が存在しないため、無限の速度と周波数を発生させ、すべての物質は同時に生成されたと考えられるからである。
アミノ酸は物質化の化学反応により作られたと考えられ、はやぶさ2が持ち帰った砂に20種以上のアミノ酸が含まれていたことを発見したのは快挙である。
人間の体を構成する物質は宇宙由来の物質で構成されている。
たまたまいろいろな要素が絡み合って生命が地球で発生し、人間にまで進化した。
他の恒星系でも同様のことが起こる可能性はあるが、非常に確率が低いと考えられている。
✅ 生命の起源を知る手がかりとなる大きな発見であり、JAXAはじめ探査チームの快挙だ。
中国が急ピッチで宇宙の覇権をも握るべく宇宙進出を進めているが、日本はこういった高精度精密ミッションを地道に進め、探査実績を積み重ねて欲しい。
同時にこれらは地域の下町エンジニアリングが陰ながら大きな下支えとなっている。政府はこうした高い技術伝承を支援し、外国人ではなく日本人の若いエンジニアの育成を更に支援して欲しいと思う。
しかしはやぶさ、はやぶさ2は本当に健気で愛おしくなる。頑張って!

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