ウクライナ兵 製鉄所から退避開始
✍️記事要約
ロシア軍が包囲する南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所から16日、負傷したウクライナ兵53人がロシア支配下にある東部ノボアゾフスクの病院に搬送された。さらに211人の兵士が、親ロシア派勢力が支配するオレニフカの町に移送された。
ウクライナのマリャル国防次官が明らかにした。退避した兵士は全員、捕虜交換の対象になるという。
これより先、ロシア国防省は同製鉄所から負傷兵を退避させ、ノボアゾフスクの病院に搬送することで合意したと発表。人道回廊が開かれ、負傷兵を搬送中だと明らかにしていた。
ロイター記者は、ウクライナ兵を乗せたバス5台と装甲兵員輸送車1台が16日にノボアゾフスクに到着するのを確認した。一部兵士は担架で病院に運び込まれた。
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
旧ソ連が崩壊した当時、世界第3位の核保有大国でもあったウクライナが、米英ソが安全保障を担保するという条件で全ての核を放棄したという経緯があります。それを一方の当事者でもあるロシアが「ブタペスト合意」を一方的に反故にしてウクライナへ侵攻していることからも明らかです。つまり、「ウクライナが核さえ放棄しなかったならば、ロシアの侵攻を許すことはなかった」のではありませんか。
言い換えれば、軍事力のバランスこそが平和を維持する最良の手段と言えるのではないでしょうか。
日本も反撃能力を含めた防衛力を強化するべきだと思います。
北海道が北方領土と同じ轍を踏まないためにも…
✅ 記事では「ウクライナのマリャル国防次官が明らかにした。退避した兵士は全員、捕虜交換の対象になるという。」ということですから、要するに降伏したということですね。
しかし、気になるのは「退避した兵士は全員、捕虜交換の対象になる」という点です。
おそらく、ロシアはウクライナ侵攻を正当化するために「ネオナチ集団の犯罪行為や非人道的行為」を裁判にかけるでしょうから、その容疑者となったウクライナ兵捕虜はロシアの捕虜交換リストに載せられない可能性が高いと思います。
たとえ、政府間の交渉では「退避した兵士は全員、捕虜交換の対象になる」という取り決めになっていたとしても、ロシアは「犯罪行為や非人道的行為の疑い」を理由に捕虜交換を引き伸ばしにする可能性があります。
つまり、「いつかは捕虜交換するけど、今の時点ではできない。」という建前で捕虜交換リストに入れないというわけです。
✅ これはまた“怪しい合意”
制圧あるのみで焼夷弾まで撒いて炙り出そうとするロシア側が、わざわざ負傷兵まで人道回廊で逃す訳が無い
ロシア軍が関与するなら、間違いなく身柄の拘束が待っていると思いますが
最前線の兵士には、そんな余裕が無いのかも知れないけど、交渉できる余地があるなら、見極めは大事
労せずとも、手間が省けるとならなければ良いのですが、、