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ウーバーイーツ 大阪でロボ配送[2024.11.14]

ウーバーイーツ 大阪でロボ配送

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ 全国初「夜間の出前」も ウーバーイーツのロボット配送が大阪でスタート 配送の人手不足対策「ロボットが活躍できる未来を期待」

オンラインデリバリーサービスの大手「ウーバーイーツ」は、大阪市内の一部地域で、14日からロボットによる配達を始めると発表しました。

13日、ウーバーイーツが発表したのは、AI技術を活用し自律走行するロボットによる配達サービスです。
 ロボットは最高時速5.4kmで走り、搭載されたカメラで物体を検知し、必要に応じて停止します。また、横断歩道の手前では自動で停止し、遠隔でオペレーターが信号を確認してから進む機能が搭載されています。

 客は注文する際に、ロボットに空きがある場合には、アプリ上でロボットによる配送か、人による配送かを選ぶことが可能です。どちらも料金は変わりません。
 ただ、ロボットは建物内に入ることができないため、外で受け取る必要があるほか、ロボットに“チップ”は支払えないということです。

 物流業界では「ラストワンマイル」と呼ばれる「消費者が商品を手にするまでの最後の配達区間」で、配達員の人手不足が社会問題となっています。問題解決に向けた取り組みの一環として、去年4月、道路交通法が改正され、配送ロボットの公道での走行が可能になりました。

 ウーバーイーツが配送ロボットを活用するのは、東京都の一部地域に次いで全国で2例目で、大阪駅周辺の5店舗の商品を配達します。今後、順次店舗を拡大していく方針です。

 また、大阪で展開するタイミングで認証が降りた「夜間のロボット配達」も、全国で初めて実施されます。ウーバーイーツによりますと、大阪では夜間の配達件数が年々増加していて、夜の需要が高い傾向があるということです。

 ウーバーイーツは、東京での運用では、これまで事故の発生はなかったとしています。
 今後発生した場合には、専任オペレーターが即座に警察・消防へ通報するほか、現場に駆けつけて対応できるようスタッフを待機させていて、万一の時には対人・対物損害賠償保険が適用されるということです。

 ウーバーイーツジャパンの中川晋太郎代表は13日、大阪市内で開かれた会見で「将来的には人がいない、少ない地域でもロボットが活躍できる未来を期待している。ロボットの導入は、一朝一夕で実現するわけではないが、足元で2024年問題、人口減少などが社会問題化しているなか、配送の人手不足を補完する形で、スーパーなどの物販を含めて、ますます拡大していくことができれば」とコメントしています。

■英訳 

The major online delivery service “Uber Eats” announced that it will begin robot-based deliveries in parts of Osaka City starting on the 14th.

On the 13th, Uber Eats revealed its new delivery service using autonomous robots equipped with AI technology. These robots travel at a maximum speed of 5.4 km/h, detect objects through onboard cameras, and stop when necessary. They are also programmed to automatically halt at crosswalks, where a remote operator checks the traffic signal before the robot proceeds.

When ordering, customers can choose between robot or human delivery via the app if a robot is available, with no difference in cost. However, robots cannot enter buildings, so customers need to receive their orders outside, and they are unable to give tips to the robots.

In the logistics industry, the final leg of delivery, known as the “last mile”—the last stage where consumers receive their products—has faced significant labor shortages, which is a growing social issue. As part of efforts to address this, Japan revised its Road Traffic Act in April of last year, allowing delivery robots to operate on public roads.

This will be Uber Eats’ second use of delivery robots in Japan, following a similar trial in parts of Tokyo. In Osaka, the robots will deliver products from five locations around Osaka Station, with plans to gradually expand the number of stores.

Additionally, Osaka will be the first in the country to conduct “nighttime robot deliveries,” approved alongside the Osaka launch. According to Uber Eats, nighttime deliveries have been increasing in Osaka, reflecting high demand during those hours.

Uber Eats reports that there have been no accidents during the Tokyo trial. If any incidents occur in the future, a dedicated operator will immediately report to the police or fire department, and standby staff will be ready to respond at the scene. Liability insurance for personal and property damages will be applied in case of any accidents.

At a press conference held in Osaka on the 13th, Shintaro Nakagawa, CEO of Uber Eats Japan, stated, “We envision a future where robots can operate in areas with few or no people. Although the introduction of robots is not something that can be achieved overnight, given the 2024 labor challenges and population decline facing society, we hope to continue expanding our services, including deliveries for supermarkets and other retail, to help address delivery workforce shortages.”

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 人手不足対策として期待できる面はあるものの、現状では遠隔からの監視や緊急時の対応にスタッフが必要で、普通に人間が配達したほうが低コストと考えられます。

この点は運営側も承知しており、今後10年は人間の配達員が主役とみています。ロボットには人間を置き換えるのではなく、配達員が足りない時間帯や悪天候時などに補完する役割が期待されています。

玄関のドア前まで届ける能力はなく、その割に料金は人間と同じなので、利用者にとっての直接的なメリットは「チップ不要」ぐらいかもしれません。ただ、深夜など人間の配達員に会いたくないといった状況でもロボットなら安心できるといった声はあるようです。
✅ ウーバーイーツは、東京でのロボットの運用では事故はなかったと言うけど、ロボではなく、これまで人による配達で、事故には至らないまでも、危険な運転が多かったことはみな知っていると思う。
今回、ワンマイル対策として、配達ロボットを試験的に導入するということで、ロボットによる配達の試行錯誤はこれからもまだつづくと思うけど、事故やトラブルの少ない、安全な形で普及していけたらいいと思う。
✅ 今は一戸建てが少ない都会のみなのに、建物に入れないので範囲はだいぶ小さそう。
店側も外に出て商品入れる手間が増えるし、注文者もエレベーター乗って建物の外まで出て受け取らないといけないのかな?
そのうち、オートロックのインターホン押して、タワマンだとエレベーター乗り継いで部屋前まで行くような複雑な配達はまだまだかかりそう

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