コロナ５類引き下げ後のワクチン６回目、接種はいつまで［2023.5.16］

６５歳以上の高齢者や基礎疾患を持つ人などを対象にした新型コロナウイルスの６回目の集団接種が、北九州市で始まりました。会場に用意したのはモデルナ製のワクチン、約２００人分です。
コロナが５類に引き下げられても高齢者にとって感染の不安は大きいようです。

８０代の男性：
年齢を重ねるとどうしても抵抗力が弱くなるから。かかりたくはない。

北九州市新型コロナウイルスワクチン接種担当　高橋典子課長：
今後夏に向けて感染拡大の可能性もあるので希望する人は接種してほしい。

北九州市の集団接種は２０２３年８月まで、週末を中心に９つの会場で実施します。そのワクチンですが、一体いつまで打てばいいのでしょうか。

平田内科胃腸科クリニック　平田泰彦院長：
５回、６回と打った人の方が死亡率がゼロ％に近くなっているので高齢者の人は打ってほしい。じゃあ、いつまで打つんだということになるが、５月から４回以降を打って年末にもう１回打つ。そこで冬を迎えてコロナがほぼ収束したら、その後は年に１回、それも未来永劫とは言わないが何年間かは打った方がいいと思う。

こちらの診療所では、ゴールデンウイーク明けも診察に大きな混乱はなかったといいます。

平田内科胃腸科クリニック　平田泰彦院長：
連休の影響はそれほど爆発的にはなかったと思う。それは大きな病院でもコロナ患者の外来が減ったこと、開業医（クリニック）でも熱が出たと何人かは心配で来るがコロナだった人はほんの数人。ちょっとぼくらも調子外れって言う感じでうれしい状況になっている。

それでも福岡県の新型コロナの感染者数は、３月の最終週を底にじわじわと増えています。平田院長は、５類に移行し「隠れコロナ」の人が周りに多くいる可能性が高いので、今こそ予防に努めてほしいと話していました。

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