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スウェーデンのNATO加盟合意[2023.7.11]

スウェーデンのNATO加盟合意

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✍️記事要約

✅ スウェーデンのNATO加盟決定 トルコが同意、「歴史的一歩」

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は10日にリトアニアの首都ビリニュスで記者会見し、トルコがスウェーデンのNATO加盟に向けた批准手続きを進めることで合意したと発表した。スウェーデンの加盟が事実上決まった。北欧全5カ国がNATO入りする。ロシアに対する防衛力が一層強化され、プーチン大統領にとっては痛手だ。

ストルテンベルグ氏は記者会見で「同盟国の安全保障に資する歴史的な一歩だ」と歓迎した。トルコは「可能な限り早く議会に提案する」としている。ロイター通信によると、スウェーデンのクリステション首相は10日「非常に大きな一歩を踏み出した」と述べた。

 トルコのエルドアン大統領とクリステション氏が11~12日のNATO首脳会議に先立ち、ビリニュスで会談していた。会談にはストルテンベルグ氏も参加した。

 NATO加盟には全加盟国の批准が必要。トルコの反対が最大の関門で、米国を含む主要加盟国が説得に当たっていた。ハンガリーも批准を終えていないが、近く批准手続きに入る見通しという。

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 長い間、中立政策をとってきた北欧のスウェーデンとフィンランドは、ウクライナ戦争を契機として、NATO加盟を求めてきた。
フィンランドの加盟は認められたが、スウェーデンについては、トルコの反対もあり対応が分かれ、停滞してきたところだが、このトルコの方針転換によってスウェーデンの加盟への道が開けたといっても良い。
こうした方針転換の背景には、前日のバイデン大統領によるF16戦闘機のトルコへの供与の問題がある。バイデン大統領はスウェーデンの加盟促進と、この戦闘機のトルコへの供与について条件とするという発言があった。
もちろんストルテンベルグ事務総長などの努力もあっただろうが、こうしたアメリカの意向も影響を与えたといってもよいのかもしれない。
✅ トルコの悲願だったEU加盟について、非加盟国ではあるもののNATOの盟主である米国がEU諸国を説得し交渉に向けて前進があったということでしょう。また米国もトルコがロシア製ミサイルを購入して以来課していた制裁緩和とF16輸出について内諾を与えたという可能性も。

エルドアン氏としてはEU加盟という実利が得られること、米国からの制裁緩和の可能性、トルコ大地震でスウェーデンからも支援があったこと、スウェーデン政府がクルド人過激派への対応を見直し始めていることなどから現実的な選択をしたということなのでしょうね。
✅ エルドアンは欧米とどんな取引したのだろう。アメリカからはF16欧州からはEU加盟への積極的道筋を勝ち得たならトルコの大きな勝利になる。トルコの地政学的メリット考えたら欧米にもメリットあるだろう。欧米にしたら人権等の概念では受入出来ないトルコエルドアンだが、ここは現実的メリット取る必要ある

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