ドコモ新料金 格安スマホ悲鳴
⭐︎記事要約⭐︎
ドコモは新プランで、月20ギガバイトで2980円と、格安スマホより安価な価格設定を打ち出した。このNTTドコモが割安な新料金プランを発表したことで、格安スマホ事業者(MVNO)が危機に追い込まれている。資本力で劣るMVNOが撤退することになれば、携帯大手が再び市場を寡占し、価格やサービスで競争のない市場に逆戻りする懸念もある。
MVNOは携帯大手から回線を借りて通信事業を展開する。設備投資に費用がかからないため、月1~3ギガバイトの容量で1000円台、月10~20ギガバイトが3000~4000円台と、大手より料金を安くできる。携帯電話回線契約全体に占めるシェアは、平成26年の5%から今年6月末には13・4%に高まってきた。
MVNOの日本通信は4日、月20ギガバイトで1980円の新料金プランを発表。同社は「ドコモに対し、MVNOの代表として対抗する」と背水の陣で挑むとのコメント。
ただ、薄利多売のMVNOには経営体力が弱い事業者も多く、関係者からは「3年も経営が持たない」と悲鳴が上がっている。
◇ ◇ ◇
★ヤフコメ!ピックアップ★
・ソフトバンクは当初から携帯代はもっと下げれると豪語してたはず。
・キャリアがこの値段を出せるのなら、MVNOにはもっと安く貸し出せるだろう。