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パッキャオ氏が見抜いたモンスター井上尚弥の〝死角〟とは[2022.5.24]

パッキャオ氏が見抜いたモンスター井上尚弥の〝死角〟とは

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✍️記事要約

✅ 元世界6階級制覇王者パッキャオ氏が見抜いたモンスター井上尚弥の〝死角〟

 モンスターに死角あり――。WBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(29=大橋)とWBC同級王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)の3団体統一戦(6月7日、さいたまスーパーアリーナ)が2週間後に迫った。戦前の予想で井上が優位に立つ中、本紙は元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ氏(43=フィリピン)を直撃。勝敗の行方を占うとともに、レジェンドにしか見抜けない井上の〝穴〟を指摘した。

 すでに多くの現役ボクサーや専門家は勝敗予想で井上に軍配を上げている。英大手ブックメーカー「ウィリアムヒル」のオッズは井上1・16倍、ドネア4・75倍と圧倒的だ。井上自身も「今回はドラマにはならない。一方的に触れさせずに終わると思います」と自信満々だが、果たしてモンスターには一分のスキもないのか。

 本紙はドネアの母国の英雄で昨年引退したパッキャオ氏を直撃。日本ボクシング界の〝最高傑作〟をレジェンドの視点から分析してもらった。まず、ドネアとの一戦について「やはり日本で試合をやるので、井上が勝つ可能性がより高い」と回答した上で「どっちにしてもいい試合になると思う。ドネアもいいボクサーだ。お互いに精神的、物理的な準備をどれだけできるかだと思う」と見解を示した。

 しかし、フライ級からスーパーウエルター級まで6階級を制したレジェンドの眼力はダテではない。「対戦相手から見た井上の弱点は何か?」と質問すると、身ぶり手ぶりを交えながら次のように語った。

「彼は試合中に気を抜いているような瞬間がある。ケアレス(不注意)な状態だ。あまり注意を払わず、相手にフォーカス(集中)しないで戦う傾向があるように感じる。そこがどうも私は気になってしまう」

 パッキャオ氏と言えば、ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)、ミゲール・コット(プエルトリコ)、オスカー・デラホーヤ、フロイド・メイウェザー(ともに米国)ら名だたる相手と名勝負を繰り広げてきた。その達人の目には、モンスターの手の内もお見通しということか。

 そこで、パッキャオ氏に「もしバンタム級のあなたと、今の井上と戦ったら?」と尋ねてみると、少し沈黙した後に「お互いにアクション(動き)が多い試合になると思うよ」と言ってニヤリ。さらに「勝敗は?」と問うと、間髪を入れずに「もちろん、ウィン(勝つ)」と答えた。その不敵な笑みは「当たり前だろ」と言わんばかりだった。

 レジェンドが指摘したモンスターの〝死角〟。果たして、勝敗を分けるカギとなるのか――。
  ◇   ◇   ◇

☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 井上もアンタッチャブルじゃないし試合のなかでいいパンチをもらうことはこれまでもあった。下の階級では効くまではいかず立て直せたけど、フェザー級のパンチ力は井上の体格では一発が致命傷になることもある。
ドネアとの一戦で階級の限界が見えてきたと思う。できればあと2階級制してほしいけど、ここでつまずくとそれも危うくなる。
できれば全ての面で圧勝してほしい。
✅ これはあくまでも想像の話になってしまうが
パッキャオと井上が同じバンタムで戦うと考えると、どっしり構えてプレスをかける井上に対し激しい出入りのパッキャオと言う構図になりそう
お互いにスピードもスタミナもありカウンターも打てる素晴らしい選手なので、その時のほんの少しの仕上がりの良さで勝敗が分かれそう
マルケス最終戦のように井上がカウンターを決める姿も想像できるし、パッキャオがポイントアウトしながらかきまわす姿も想像できる
想像してるだけでなんか楽しい
✅ PFP上位ランカーの力は試合で示される。

パッキャオ氏はこの眼力を持って、
自信を深めていたのかもしれないですよね。

加えてあの身体能力。
それでもメイウェザーは仕留められなかった。

井上選手とパッキャオ氏の身長差は1センチ程度、打たれ強さや骨格差はあるものの、
スピードは井上選手に分がある様に思う。

ハードパンチャー同士ながら守備力においては井上選手の方が上となると、
総合的には強いのではないかと思う。

今回は圧倒的な強さを見せて、
ドネア1の不安を払拭してほしい。

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