ワクチン接種3回目から約1年半…コロナ抗体価はどれくらい残っている?
✍️記事要約
新型コロナ感染がここにきて急増しています。
そこで今回、ワクチン3回接種済みの記者2人が抗体測定検査を受けてみました。最後のワクチン接種からおよそ1年半が経過。コロナウイルスと戦う抗体は果たして、どれほど残っているのでしょうか。
島根県 丸山達也 知事
「現状のまま感染が拡大致しますと、医療ひっ迫も懸念されるところであります」
7月28日、島根県の丸山知事は、コロナ感染者が去年11月に迫る勢いで急増していると危機感を露わにしました。
島根県のクラスター発生状況を見ると、年末からの第8波収束以降は落ち着いていましたが、今年7月に入り、年始に迫る勢いで急激に増えていることが分かります。
新型コロナの感染が再び増加傾向にある中、今回BSS山陰放送の記者2人(いずれも20代)、小崎記者と土江記者が受けたのは、新型コロナの「抗体測定検査」です。
「抗体測定検査」とは新型コロナワクチンの接種などによって感染や発症、重症化を防ぐ中和抗体が体内にあるかどうかを少量の血液で測定できる検査です。つまり、抗体価がどの程度か確認したい、現時点でワクチンの効果を確認したいという人などが受けるものです。
小崎記者、土江記者の新型コロナのワクチン接種歴はこうです。
小崎記者の場合
【1回目】2021年7月3日
【2回目】2021年7月31日
【3回目】2022年2月19日
土江記者の場合
【1回目】2021年7月4日
【2回目】2021年8月1日
【3回目】2022年3月11日
最後のワクチン接種から、それぞれおよそ1年半が経過。コロナウイルスと戦う抗体価は果たして、どれだけ残っているでしょうか。
抗体価検査から5日後、注目の結果が返ってきました。
武本クリニック 武本祐 院長
「小崎さんは結果を見ていただいた通り、陰性でした。土江さんは陽性ですが、ほとんど陰性に近い結果でした。よって、お2人とも、発症予防効果に関しましては、現時点では無いと思われます。
また、この結果から見て2人とも半年以内のコロナ感染歴は無いことも分かります」
小崎記者、土江記者ともに新型コロナウイルス抗体は、すでにほとんど持っていないという結果でした。
この検査では、抗体の値が4160を超えると95%の確率でウイルスから体を守る十分な抗体があると考えられます。
ちなみに6350を超えれば99%、3200なら90%、2150なら80%という目安ですが、小崎記者はわずか「0.8」。土江記者も「3.3」という結果に。
つまり、2人の体にはほとんど抗体が存在しておらず、現時点では発症予防効果が無いといって良い状態でした。
武本クリニック 武本祐 院長
「発症予防効果に関しては、コロナワクチンの接種後、だいたい3か月~5か月で徐々に低下して、6か月くらい経つと、確率的には発症予防効果としてはかなり低くなってくるという考え方が一般的です。
逆に重症化予防に関しては、もう少し効果は持続すると言われていますので、全世界的にも発症予防というよりも、重症化予防に重きを置いた考え方になっているのかと思います」
第8波に迫る勢いで感染が広がりつつあるコロナ。ワクチン接種に関しては、高齢者や基礎疾患を持っている人、医療従事者など、自分の置かれている状況に応じて、かかりつけ医と相談しながら考えてほしいということです。
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
職場では結局、人によってワクチン、コロナ自体の相性ってあるんだろうなと言う話になりました。
✅ ワクチン接種は補助金を支給するくらいならなくなった方がいい。
短期間で効果が無くなり、副反応による健康被害の可能性も高い。
インフルエンザも含めて、風邪やコロナのワクチン接種は全額自費のみにして欲しい。
社会保障費の徴収額が高すぎてたまらない。
ただでさえ少子高齢化なのだから、少しでも社会保障費を抑制する政策を行って欲しい。
✅ ワクチン接種は個人の判断に任せるスタンスでよいと思います。もともと備わっている免疫力が落ちないように、体調管理を自ら率先して行うことが第一だと考えます。酷暑に負けないように、栄養価のあるものを食べ、自分に合う運動を行い、身体を清潔に保つためシャワー、風呂を欠かさず、仕事、家族との団欒、気の合う友人との交際、色々な分野のスキルアップにもチカラをいれ充実した時を過ごしたいものです。心身の健康がコロナを寄せ付けない最大の武器になると思うし、コロナに人生をこれ以上邪魔されたくないです。