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上島竜兵さんが見せた謙虚な素顔とは[2022.5.12]

上島竜兵さんが見せた謙虚な素顔とは

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✍️記事要約

✅ 上島竜兵さんが見せた謙虚な素顔 抱負は「現状維持」繰り返す

ダチョウ倶楽部・上島竜兵さんの訃報に衝撃を受け、1年半ほど前に取材したリップクリームのPRイベントを思い出した。新型コロナイウイルスの第2波が落ち着きはじめた2020年10月、肥後克広、寺門ジモンと取材に応じた上島さんは今後の抱負を聞かれ、「現状維持」と謙虚に語っていたのが印象に残っている。

 芸能人が登場する企業のPRイベントは、用意された宣伝文句を連呼するのが定番だが、この日のダチョウ倶楽部は違った。結成35年を超えたベテランが「聞いてないよ~」「ヤー!」「どうぞ、どうぞ」など持ちネタを惜しげもなく披露。スポンサーに配慮しながらも、ネタをからめた独自のトークで場を盛り上げた。

 「ダチョウ倶楽部」というグループ名の由来も明かされた。1985年の結成当時、タモリ、(ビート)たけし、所(ジョージ)ら人気者にあやかり、イニシャル「T」の「トマトケチャップ」「トラクターズ」などが候補に挙がっていたという。倶楽部は「おニャン子クラブ」から。ある日、知り合いから「濁音が入っている方が縁起がいい」と指摘され、「ダチョウ倶楽部」に。気付いたら、イニシャルが「T」ではなく「D」になっていたというオチだ。

 イベントの最後に司会者から今後の抱負を聞かれ「現状維持」と答えた上島さん。「もっと大きな目標はありませんか?」と聞かれても「現状維持」と謙虚な姿勢を崩さなかった。芸能界で売れっ子になるのは、ほんの一握りと言われるが、売れ続けることはもっと難しい。この数年はコロナの影響で「竜兵会」などリアルなコミュニケーション機会が減ったこともあり「現状維持」の難しさを痛感していたと思う。

 ダチョウ倶楽部のお笑いは時がたっても色あせない伝統芸能だ。70代、80代になっても変わらず、お笑いを届けてほしかった。
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 先輩方に愛され、後輩に慕われていた事と思います。
優しい人柄はTV越しでも充分に伝わり、こんなに周りを明るくしてくれる上島さんの訃報は心から悲しいです。
他の後輩芸人さんから、後輩らしからぬ突っ込みもあるのですが、特に出川さんと上島さんに対しては愛がある様に思えます。
それだけ後輩からも親しみやすく、頼りにされていた大先輩だったと部外者ながら感じます。
残念と言うか無念です。
生きてくれている事が当たり前だと勝手に思っていましたし、もっと面白いネタを拝見したかったです。
朝から、ずっとショックです。
こんな形でのお別れは本当に嫌ですし亡くなられたと認めたくありませんが受け止めようと思います。
心より御冥福を祈ります。
✅ 本来は繊細で義理堅く、優しく、思慮深い方だったのだと思います。元々は俳優を目指されていたとのこと。端からみれば立派な成功者に見えても、本人の中では理想と現実との乖離が自己同一性を保てないほど精神を蝕んでしまったのでしょうか。
混迷を極める昨今、情報の蛸壺化が加速し、家族や親しい友人との間でさえ完全な意識の共有はほぼ不可能で、ナントカ電話で解決するなど有り得ない。
鬱はフィジカルイシューだといいます。あくまで私自身の経験ですが、発作的に鬱症状に見舞われた時は、無心で近くの低山や階段を登ります。色々考えるより、運動や深呼吸で単純に脳への血流や酸素量を増やすことが一番効果があった気がします。
✅ 一ファンとしては、「聞いてないよ」。あり得ないですが、「一言言って欲しかった」と言いたいぐらい身近に感じる人でした。しかし、私のような一ファンにも、彼を身近で支える人々も、結局、竜兵さんをこの世に留まらせられず、とても悲しいです。我々生きとし生けるもの一切は、この世に生まれたくても生を受けられなかった、或いは生は受けられたけど、短い間しか受けられなかった全ての生命の思いをも背負って生きているように思えます。だから、この世に生を受けたもの一切は、決して一人ではないし、何かに支えられているはずなのですが、様々な苦難に遭遇すると、それを忘れてしまう事があるわけです。竜兵さんのご冥福を祈ります。

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