中国、米エヌビディアを調査
✍️記事要約
中国の国家市場監督管理総局は米半導体大手エヌビディアに対し、独禁法違反の疑いで調査を始めた。中国国営テレビが9日伝えた。米国は中国に対する先端半導体関連の輸出規制を強化しており、対抗措置の一環である可能性もある。先端技術を巡る両国間の貿易摩擦が一段と激化しそうだ。
エヌビディアは高性能の人工知能（AI）向け半導体を得意とする。米国は中国が軍事用途にAIを利用することを強く警戒しており、AI半導体の対中輸出の規制を強化。中国側は強く反発している。
調査内容の詳細は不明だが、エヌビディアがイスラエルの同業メラノックステクノロジーズを対象として2020年に完了した買収案件も対象になったもようだ。一般的に独禁法違反が認定されれば、巨額の罰金を科される可能性もある。
米国は今月2日、半導体製造装置やソフトウエアなどの対中輸出規制を新たに公表。これに対して中国商務省は3日、半導体材料として使うガリウムやゲルマニウムなどのレアメタル（希少金属）の米国向け輸出を原則として禁止する措置を発表した。
■英訳
China’s State Administration for Market Regulation has launched an investigation into U.S. semiconductor giant Nvidia over alleged antitrust violations, according to a report by Chinese state television on the 9th. The move may be part of China’s countermeasures against the United States, which has tightened export controls on advanced semiconductor-related products to China. Trade friction between the two countries over cutting-edge technologies is likely to escalate further.
Nvidia specializes in high-performance semiconductors for artificial intelligence (AI). The U.S. is highly cautious about China’s use of AI for military purposes and has strengthened restrictions on the export of AI semiconductors to China. These measures have drawn strong opposition from the Chinese side.
Details of the investigation remain unclear, but it appears to include Nvidia’s 2020 acquisition of Israeli peer Mellanox Technologies. If found guilty of antitrust violations, Nvidia could face significant fines.
On the 2nd of this month, the U.S. announced new export restrictions on semiconductor manufacturing equipment, software, and related items to China. In response, China’s Ministry of Commerce announced on the 3rd that it would essentially ban the export of rare metals like gallium and germanium, used in semiconductor materials, to the U.S.
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
✅ 中国の独占禁止法での調査は他国の企業であろうと乗り込んでパソコン
どころかサーバー内のデータまで全て持ち帰れるという凄い法律。
なので、欲しい情報を持っている企業を狙い撃ちして自国で必要な情報を
集めるという事を繰り返している。規制に対抗というより、
最新の２μｍ超集積回路の製造方法が知りたいから行ったと見た方が良い。
日本の製薬会社なども時々やられている。アメリカに対して行ったのも、
トランプ氏の就任前なら報復されないと予想したのと、台湾への牽制を
兼ねての対応だと思われる。
✅ まあ墓穴だよ。
これでエヌビディアが中国から離れりゃAI戦略で致命的な遅れをとることになる。
半導体の素材から装置から中国が自力調達できるならいいが、ま、それ準備してる間に周回遅れになるだらうね。
昔のように中国市場に投資が集まるわけではない。
