大谷 ピッチクロックの短縮に持論［2024.4.9］

ドジャースの大谷翔平投手は8日（日本時間9日）、敵地・ツインズ戦に「2番・指名打者」で出場する。試合前には取材対応を行った。今年、各球団のエース級投手が相次いで故障。ピッチクロックの影響について「間違いなく負担は増えている。それは間違いないですね」と言及した。

ドジャース移籍後初ホームランは9試合目、41打席目での一発だった。3日（同4日）の本拠地ジャイアンツ戦で1号を放つと、そこから4試合連続マルチを記録。打率を.320まで上昇させた。「（本塁打が出た後は）余裕を持って打席に入れるのは大きな違いかなと思います」と明かした。

　前日7日（同8日）の敵地・カブス戦には「2番・指名打者」で先発出場。今永昇太投手との初対決では空振り三振、三邪飛に抑えられたが、2時間51分後の雨天中断後に右中間三塁打、中越え二塁打を放った。4打数2安打で自己最長タイの4試合連続のマルチ安打をマークしている。

　今季から走者ありの場面でのピッチクロックの時間が短縮。2020年のサイ・ヤング賞投手であるガーディアンズのシェーン・ビーバー投手、マーリンズ20歳右腕エウリー・ペレス投手らがトミー・ジョン手術を受ける決断をした。大谷自身も昨年9月に右ひじの手術を受け、今季は投手としては全休予定だ。

　大谷は「間違いなく負担は増えている。それは間違いないですね」とコメント。「レスト、リカバリーというか。体への負担は短い時間で多くの仕事量をこなすので間違いなくかかっているとは思うので。それがどの程度、今回のに反映されているかは確証がないですし、自分の感覚としてはそれはあるんだろうなとは思います」と持論を述べた。

■英訳

Shohei Ohtani, pitcher for the Dodgers, played as the "designated hitter" in the Twins' game on the 8th (9th Japan time). He conducted interviews before the game. This year, ace pitchers from various teams have been injured one after another. Regarding the impact of the pitch clock, he mentioned, "There's definitely an increased burden. That's for sure."

His first home run after joining the Dodgers came in the 9th game, at bat number 41. After hitting his first home run in the game against the Giants on the 3rd (4th), he recorded four consecutive multi-hit games. His batting average rose to .320. He revealed, "I think having composure at the plate after hitting a home run makes a big difference."

In the game against the Cubs on the previous day, the 7th (8th), he started as the "designated hitter" batting second. In his first encounter with pitcher Shota Imanaga, he struck out swinging and was caught in a flyout, but after a 2-hour 51-minute rain delay, he hit a triple to right-center field and a double to center field. He marked a personal longest tie with four consecutive multi-hit games with two hits in four at-bats.

From this season, the time for pitch clock with runners on base has been shortened. Shane Bieber, the 2020 Cy Young Award-winning pitcher for the Guardians, and Eury Pérez, the 20-year-old right-hander for the Marlins, have decided to undergo Tommy John surgery. Ohtani himself underwent right elbow surgery in September last year and is scheduled to be completely absent as a pitcher this season.

Ohtani commented, "There's definitely an increased burden. That's for sure." He stated his theory, "Rest, recovery, or something like that. I think there is definitely a burden on the body because you have to do a lot of work in a short amount of time. I'm not sure to what extent this is reflected in this case, and I think it's just my feeling that it might be there."

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 何か一つだけが原因ではなく、様々な要素が複合的に組み合わさり投手の負担が増加していると見るのがおそらく正しいだろう。時間制限のないのが野球の面白さがではあるが、他の競技や娯楽と比較して時短する必要があるのも理解は出来る。しかし、投手の負担は確実に増加している。打者のレベルが上がり、ボールが飛ぶようになり、データで投球分析が可能となった昨今、投手は常に全力投球に近い状態で三振を奪うスピードや回転数、変化量を求められるようになった。野球を見る目線は様々だが、投手はただ球を投げる機械のように感じている人も一定数見受けられるが、人間であり野球の華でもある。最高の投手たちが実際にボールを投げられなくなってしまっては、エンタメ性もなくなってしまう。慎重な議論の元、改善を望みたい。
✅ 例えば、バーベルスクワットを10レップこなすとする。
レップ間が２秒と５秒では、効き方がまるで違うし、扱える重量にも差が出る。
普段５秒のところを２秒でやると、重量を落とさなければ怪我のリスクも大きくなるだろう。
確証が得られるのを待つようでは、怪我人が増えてから対策をとることになり、手遅れだ。
これまでの類似する経験から十分に推定できるのであれば、エビデンスにこだわることはない。
ピッチクロックによらない方法で、試合時間の短縮ができないかを再考するときだ。
✅ ピッチクロックで必ず故障者が出るとおもっていましたがやはり的中です。あれだけ早く動作をしたら肩や腕に負担がかかるのもあるし、ピッチャー生命にも影響が出てくるような気がします。大谷さんも途中で腕を痛めたのもピッチクロックが原因じゃないかなあ？