安倍派幹部7人不起訴へ 特捜部
✍️記事要約
自民党派閥「清和政策研究会」(安倍派)の政治資金パーティーを巡る事件で、東京地検特捜部は、パーティー収入の一部を政治資金収支報告書に記載しなかったとする政治資金規正法違反容疑で告発された安倍派幹部7人を不起訴とする方針を固めた。特捜部は同派の会計責任者を立件し、在宅起訴とする見通しだが、幹部らと会計責任者の共謀は認定できないと判断。所属議員側は高額の還流を受けていた3議員を立件する方針で、上級庁と協議し、週内にも最終決定する。
同派では2018~22年、パーティー収入のノルマ超過分を約100人の議員側に還流するなどし、総額5億7000万円超を裏金化した疑いがある。派閥を取り仕切る事務総長経験者や会長代理、「5人衆」と呼ばれる幹部として、下村博文・元文部科学相(69)、松野博一・前官房長官(61)、西村康稔・前経済産業相(61)、高木毅・前党国会対策委員長(68)、塩谷立・元文部科学相(73)、世耕弘成・前党参院幹事長(61)、萩生田光一・前党政調会長(60)の7人が告発されていた。
特捜部は、同派の収支報告書を作成・提出した会計責任者を立件する方針を固め、幹部らに対する任意の事情聴取で会計責任者とのやりとりなどを確認した。幹部らは還流について「派閥会長が決定する案件だった」などとし、不記載への関与を否定。会計責任者も「幹部から不記載の指示は受けていない」との趣旨の説明をしており、共謀を示す明確な証拠も見いだせなかったとみられる。
特捜部は、還流やプールで裏金化していた所属議員側については、不記載額が4000万円を超えた池田佳隆衆院議員(57)(同法違反容疑で逮捕)、大野泰正参院議員(64)、谷川弥一衆院議員(82)の刑事責任を追及し、不記載額がそれに満たない議員側は、過去の摘発事例との公平性などを考慮して立件を見送るとみられる。
一方、第5派閥の「志帥(しすい)会」(二階派)についても、特捜部は、パーティー収入の一部を収支報告書に記載しなかったとする同法違反で会計責任者を在宅起訴する方針。同派では、会長の二階俊博・元党幹事長(84)ら一部の所属議員側がノルマ超過分をプールし、派閥に納めていなかったことも判明した。同派の不記載額は、22年までの5年間で総額2億円を超えるという。
特捜部は一連の刑事処分を週内にも行う方針。ただし、派閥幹部や所属議員が不起訴となった場合でも、告発人が検察審査会に申し立てを行えば、刑事処分の確定には一定期間を要する可能性がある。
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
✅ 「過去の摘発事例との公平性などを考慮して」とか、そんなことだから、いつまで経っても不正やりたい放題になってしまうんだよ。
もういい加減に前例踏襲はやめるべき。片っ端からとまでは言わないものの、せめて不記載1000万円超と、派閥側で中心的に関わった議員は、最低でも略式起訴と公民権停止にしてほしい。金に汚い倫理観が欠如した議員を追放して、政界浄化をする絶好のチャンスだ。
前例踏襲をやめて厳罰で行かないと、どうせこの程度なら大丈夫とばかりに高をくくって、いつまで経っても政治資金不正がなくならない。
✅ 今回は立件出来ず終わっても捜査線上に名前を挙げられた事は大きな成果と考えています。
後は今回関わった議員は全て応援しな、投票しない、何より地元の方達は立候補自体させない動きをしていきましょう。
残業ながら今疑いをかけられている議員を選んだのは我々国民、選挙も投票も新しいフェーズに移行する為には次の選挙が非常に大事です。
これからの日本を変えるのは我々国民の選挙に対する責任感です。