寝る前の熱中症対策 医師が解説
✍️記事要約
連日の猛暑が続く日本列島は30日も、関東甲信や東海で40度に迫る厳しい暑さとなった。夏本番を迎える前の猛暑に、より体調管理が重要になる。
就寝時や日中のマスク着用など、何を気をつければいいのか。
29日は朝から熱中症とみられる症状で救急搬送が相次いだ。東京消防庁によると、東京都内(稲城市と島嶼(とうしょ)部を除く)では同日午前9時現在、20~91歳の男女計11人が救急搬送された。
■寝る前に水分とエアコン
日本救急医学会理事で日本医科大学付属病院高度救命救急センター長の横堀将司医師は「就寝時は水分をとることができないが、汗をかくため体内の水分が減ってしまう。朝起きた時に、脱水症状になるケースがある」と話す。
脱水症状になれば熱中症を招く恐れがある。予防するには、寝る前に経口補水液などの水分をしっかりとることが大切という。
ほかにも寝る前の室温が高い場合、「エアコンをつけて寝るなど、暑さに応じて対応した方がいい」とする。
節電も求められているが「エアコンは熱中症予防に重要。ほかの部分で節電を心がけてほしい」と呼びかける。
■マスク着用時と未着用時、違いは?
マスクの着用はどのようにすればいいのか。
横堀医師によると、マスクの内側の温度は外側の温度より平均で1・78度高いという報告がある。
だが、「マスクをつけているからといって熱中症に直結するわけではない」。
成人男性がマスクを着用した状態と着用していない状態で運動した場合、体の中の温度である深部体温に差はないとするデータがあるという。
ただ、「熱中症弱者」とされる高齢者や子どもを調べたデータはなく、高齢者らへの影響はわからない。
■体には負荷 熱中症につながる恐れも
一方で、マスクをつけていると心拍数や呼吸数は上がるという。
「体に負担がかかっているので、少しでも苦しかったり疲れたりしたら、マスクを外してこまめに休んでほしい。負荷がかかった状態が続けば、熱中症につながる恐れもある」と話す。
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
私はマスクの賛否があるのは当然だと思います。熱中症もコロナも場合によっては直接的に命に関わるので。
ですが、節電と熱中症対策のエアコン使用とを天秤にかけた議論は何だかおかしいと思ってます。
節電と熱中症対策を呼び掛ける政府に対して「政府の矛盾する呼び掛けに警鐘」とか「熱中症になったら責任とれんのか」と憤る一部の人に言いたい。
あなたは自分の命を政府に委ねてるのか、と。
節電が大切でないとは全く思いませんが、普通に考えて自分の身体の方が大切。
議論するまでもなく。
私は日中も寝るときもエアコンつけてます。
✅ 最近熱中症の症状や熱中症にかかりやすい行動やスポット、ならないための方法などよく専門家が研究して非常に分かりやすく説明されています。
でも熱中症にかかっている主に高齢者の方はテレビを見て知っておられる方が多いと思います。でも注意を促されても自分は大丈夫だと思っておられます。そういう方が熱中症にかかるんだと思うのですが、その行動を改めてもらうのは大変だと思います。
熱中症になる直前まで我慢するとおそらく意識がもうろうとしていて正常な判断ができずそのまま動けなくなると思います。
できることはやはり声掛けをまめにするしかないと思います。
✅ 熱中症毎年数人は出る職場です。熱中症になりやすいのは室温よりは湿度と、風の有無ですね。温度が26度でも湿度70%あるとすごく暑いですし、逆に30度近くても湿度が低く風があればそんなに暑くはないです。汗がちゃんと気化できる環境であれば、直射日光さえ気をつければ普通の暑さ対策で熱中症の心配は少ないと思います。
私はベタベタと身体が汗ばんで引かないときは一度汗が落ち着くまで外気で休憩しています。湿度の高いエアコンの風より外気の方が汗を乾かしてくれますし、汗が冷えて体調が悪くなることもないので今年はこれを対策のひとつにしようと思ってます。
熱中症になる人って決まってるので、逆に何が熱中症になりやすい要因なのか知りたいです。職場では、熱中症初期=頭痛という認識なので、朝何もなかったのに頭痛してきた人はポカリやアイス休憩をとってもらうようにしています。