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新型コロナワクチン「定期接種」10月1日を目途に開始[2024.7.31]

新型コロナワクチン「定期接種」10月1日を目途に開始

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ 新型コロナワクチン「定期接種」10月1日を目途に開始 “自分を守るために”接種の検討を

厚生労働省は、新型コロナウイルスワクチンの定期接種について、10月1日を目途に接種を開始する方針を決めました。この内容について、小幡医師に伺いました。

[この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
厚生労働省が決めた方針とは?

編集部:
厚生労働省が決めた新型コロナウイルスのワクチン接種の方針について教えてください。

小幡先生:
2024年3月までは新型コロナウイルスワクチンを無料で接種できましたが、秋からはインフルエンザと同様に原則として接種費用の一部自己負担が求められる定期接種となります。この定期接種の時期はこれまで検討が重ねられてきましたが、厚生労働省は2024年10月1日を目途にワクチン接種を開始する方針を決めたとのことです。この方針をもとに自治体ごとに接種開始日を決め、2025年3月末までの間で接種期間を設定されることになります。接種する際の自己負担額は自治体によって変わりますが、最大7000円となるように国が接種1回あたり8300円を各地の自治体に助成することになります。

今回の定期接種は、65歳以上の高齢者、60~64歳の重症化リスクが高い人が対象となります。それ以外の人がワクチンを接種する場合は任意接種となるので、原則として金額は自己負担となります。なお、今回決まった方針は、専門家による会議を経て正式に決定されることになります。
新型コロナウイルスの医療費の現状は?

編集部:
今回のニュースで、新型コロナウイルスワクチンの定期接種の開始時期が2024年10月1日を目途に開始する方針が決定しました。実際、新型コロナウイルスに感染した際の治療体制については、現在どのような対応がなされているのでしょうか?

小幡先生:
新型コロナウイルスの予防について、新型コロナウイルスワクチンは2024年3月まで全額公費負担、つまり無料で接種を受けることができました。しかし、2024年4月からはインフルエンザと同じように、原則接種費用の一部自己負担が求められる定期接種に変わりました。

新型コロナウイルスの医療費を巡っては、2021年から治療薬を全額公費で負担をしていましたが、2023年5月に新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同じ5類に移行したことを受けて、2023年10月に治療薬は所得に応じて3000~9000円の自己負担となりました。そして、2024年4月からは公費負担を全廃しています。

新型コロナウイルスに対する治療薬は、窓口負担の割合に応じて1~3割の支払いを求められることになります。重症化リスクがある人向けの「ラゲブリオ」は、窓口負担3割の人で約2万8000円となります。また、軽症や中等症向けの飲み薬である「ゾコーバ」は、3割負担の人で約1万6000円となります。入院患者向けに使われる点滴薬「ベクルリー」は、3割負担だと約5万6000円です。

厚生労働省が決定した方針への受け止めは?

編集部:
厚生労働省が決めた方針について受け止めを教えてください。

小幡先生:
2024年4月以降は公費負担が全廃され、治療薬の窓口負担が1割から3割に引き上げられることになりましたが、この方針転換について一定の理解はできます。新型コロナウイルスが流行初期ほど深刻な状況ではなくなってきたことを踏まえれば、公費負担を段階的に縮小し、個人の自己負担を増やしていくのは妥当な対応だと考えられます。

ただし、重症化リスクのある人や低所得者層への配慮も重要であると感じます。ラゲブリオやゾコーバなどの治療薬について、3割負担では患者の経済的負担が大きくなる可能性があります。特に、重症化リスクの高い人たちが必要な治療を受けられなくなるようでは本末転倒です。そのため、重症化リスクの高い人や低所得者層に対する公費負担の継続、窓口負担の軽減措置の検討など、患者側の経済的負担を最小限に抑える取り組みが求められます。また、新型コロナウイルスの感染動向を注視しつつ、必要に応じて公費負担の復活や自己負担割合の見直しなど、柔軟な対応も検討すべきだと考えます。

総じて、新型コロナウイルス対策の方針転換に一定の理解はできますが、患者側の経済的負担軽減と感染症対策の両立が重要だと受け止めています。厚生労働省には、この点に十分配慮した対応を期待したいと思います。
編集部まとめ

厚生労働省は、新型コロナウイルスワクチンの定期接種について、10月1日を目途に接種を開始する方針を決めました。定期接種の対象は、65歳以上の高齢者、60~64歳の重症化リスクが高い人です。それ以外の人がワクチン接種をする場合は原則自己負担となるので、注意が必要です。

  
■英訳 

The Ministry of Health, Labour and Welfare has decided to begin regular COVID-19 vaccinations around October 1st. We spoke with Dr. Obata about this decision.

[This article has been verified for medical accuracy by Medical DOC medical advisors.]

**What is the policy decided by the Ministry of Health, Labour and Welfare?**

**Editorial Team:**
Can you explain the vaccination policy decided by the Ministry of Health, Labour and Welfare?

**Dr. Obata:**
Until March 2024, COVID-19 vaccines were available for free. However, starting in the fall, vaccinations will become regular, with a partial cost borne by individuals, similar to the flu vaccine. The timing of this regular vaccination has been discussed extensively, and the Ministry has decided to start around October 1, 2024. Based on this policy, each municipality will set its start date, and the vaccination period will run until the end of March 2025. The cost burden for individuals will vary by municipality, but the national government will subsidize up to ¥7,000 per vaccination, with municipalities covering up to ¥8,300.

This regular vaccination is targeted at seniors aged 65 and older and individuals aged 60-64 at high risk of severe illness. For others, vaccination will be optional and generally at their own expense. The finalized policy will be determined after a meeting of experts.

**What is the current state of medical expenses for COVID-19?**

**Editorial Team:**
The news reports that the regular COVID-19 vaccinations will begin around October 1, 2024. What is the current response regarding treatment systems for those infected with COVID-19?

**Dr. Obata:**
Regarding prevention, COVID-19 vaccines were fully funded by public funds and available for free until March 2024. However, from April 2024, vaccinations became regular with a partial cost borne by individuals, similar to the flu vaccine.

As for medical expenses for COVID-19, the government covered the full cost of treatment drugs from 2021. However, following the reclassification of COVID-19 to the same category as seasonal influenza (Category 5) under the Infectious Diseases Control Law in May 2023, treatment drugs have required an out-of-pocket payment of ¥3,000 to ¥9,000 depending on income since October 2023. From April 2024, full public funding was eliminated.

Treatment drugs for COVID-19 now require patients to pay 10-30% of the cost. For example, "Lagevrio," aimed at high-risk individuals, costs approximately ¥28,000 for those with a 30% copay. The oral medication "Zokova," for mild to moderate cases, costs about ¥16,000 for those with a 30% copay. The intravenous medication "Veklury" for hospitalized patients costs about ¥56,000 with a 30% copay.

**Reaction to the Ministry of Health, Labour and Welfare's decision?**

**Editorial Team:**
What is your reaction to the Ministry of Health, Labour and Welfare's decision?

**Dr. Obata:**
While it is understandable to phase out public funding and increase individual copays from April 2024, given the less severe situation compared to the early days of the pandemic, it is crucial to consider those at high risk of severe illness and low-income individuals. With drugs like Lagevrio and Zokova, a 30% copay can impose significant financial burdens on patients. Ensuring that high-risk individuals can access necessary treatments without financial strain is essential. Therefore, continued public funding and measures to reduce out-of-pocket costs for high-risk and low-income patients are needed. It is also important to monitor the infection trend and consider flexible responses, including restoring public funding and adjusting copay ratios as needed.

Overall, while I understand the policy shift, balancing financial burdens on patients and effective infection control is crucial. I hope the Ministry will adequately consider this in their response.

**Editorial Summary**

The Ministry of Health, Labour and Welfare has decided to start regular COVID-19 vaccinations around October 1. The target group for regular vaccinations includes seniors aged 65 and older and individuals aged 60-64 at high risk of severe illness. For others, vaccinations will generally be at their own expense, so caution is needed.

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 米国のクリーブランドクリニックから報告されたワクチン接種回数と感染率を検討した研究によると、未接種者の感染率が最も低く、2回、3回、4回と接種回数が増すと感染率は増加している。
つまり、ワクチンを追加接種するとかえってコロナウイルスに対する免疫が低下して感染しやすくなる事を示している。
事実として、追加接種をバンバン打って最高8回まで接種を受けている人達がいる日本で11波と大騒ぎして、追加接種をほぼ受けていない国では流行は収束している事がそれを裏付ける証拠になるのではないでしょうか。
厚労省にしても、医師や専門家にしても、打てば打つほど感染が広がっているという事実に真剣に向き合うべきではないでしょうか。
✅ ワクチン何度も打ってるのに、感染者は増えるね。なんでだろうね。

鹿児島や佐賀が多いって、単純にPCRを受ける県民性かどうかだけでしょ。
東京か大阪が多いに決まってるし。コロナになったとしても、ロキソニンやカロナール飲んで寝てるだけ。風邪の対応と何が違うの。

ワクチン打って、血栓症や神経痛、帯状疱疹になって得体のしれない薬飲む方が絶対嫌だけど。
あ。申し遅れましたが、ノーワクチンでコロナもかかったことないです。
✅ 徳島県は2日、医師としての研修と偽って職場を離れ、無断で他の民間病院でアルバイトをしていたなどとして、那賀町に派遣されて町立病院に勤務していた医療政策課の医師小幡史明主任(35)を同日付で懲戒免職にしたと発表した。アルバイトは3年5カ月間で324日に上り、約3800万円の報酬を得ていた。

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