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日本が悲願の初優勝で世界一! 台湾に逆転勝ち[2023.9.10]

日本が悲願の初優勝で世界一! 台湾に逆転勝ち

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ 【Uー18野球W杯・決勝】日本が悲願の初優勝で世界一! 台湾に逆転勝ち エース前田が7回4安打1失点の完投 3連続バント攻勢で逆転

■第31回WBSC Uー18 W杯・決勝 日本2ー1台湾(10日 台湾・台北天母野球場) 

日本が台湾を逆転で下し、悲願の初優勝を成し遂げた。日本は全選手が3年生で挑み、2015年の第27回大会以来8年ぶりの決勝進出、過去準優勝が4度あったが5度目の挑戦で頂点に立った。

エース左腕・前田悠伍(大阪桐蔭)が7回1失点で完投、4回にスクイズと相手のミスで2得点を挙げ逆転した。

前日の9日のスーパーラウンド最終戦で3度の優勝がある台湾に2ー5で敗れている。

先攻は日本で1回に1番・寺地隆成(明徳義塾)が四球、山田侑也(仙台育英)の犠打、緒方連(横浜)のヒットで1死一・三塁の先制機に。武田陸玖(山形中央)は空振り三振、丸田泰斗(慶応)は一ゴロに倒れた。

先発はエース左腕・前田悠伍(大阪桐蔭)が47球を投げた7日・韓国戦から中2日でマウンドへ。前田は今大会は2試合先発し9回2/3を無四死球、無失点に抑えていた。

だが前田は1回にヒットと自身の暴投で1死三塁から3番ク・チンシェンにタイムリーを浴び初失点で先制を許す。

打線は4回に先頭・緒方が四球、武田の犠打、丸田が投前にセーフティバント安打を決めて1死一・三塁に。

ここで高中一樹(聖光学院)がサード前にスクイズを決めると三塁手が一塁へ暴投、一塁走者・丸田も一気に本塁に還り、2ー1と逆転に成功。

前田は4回1死からヒットを許し2死後に四球を出し一・二塁で7番ジャン・チャオホンを中飛に打ち取る。

前田は5回は見逃し三振、ライト前の落ちるかという打球を知花慎之助(沖縄尚学)がスライディングしながら好捕、中飛と三者凡退に抑える。

6回の攻撃で先頭・武田が二内野安打、丸田が犠打を決め1死二塁から高中がヒットを放ち一・三塁の追加点の好機に。知花と尾形樹人(仙台育英)は連続空振り三振に終わる。

前田は6回に先頭打者にヒット、犠打を決められ1死二塁から自身の暴投、申告敬遠もあり2死一・三塁でセンターへの当たりを丸田がランニングキャッチしピンチを脱した。

打線は7回も先頭・橋本航河(仙台育英)がヒット、寺地が犠打失敗も橋本が二盗を決める。

山田がヒットでつなぎ1死一・三塁から緒方がスクイズを外され三塁走者・橋本が走塁死、緒方は空振り三振で好機をものにできなかった。

最終回の7回も前田がマウンドへ。先頭打者の三ゴロを高中が後逸、バントをさせず捕邪飛、遊飛、二ゴロに抑えて92球、4安打、2四球、5奪三振の1失点で完投勝利を挙げた。

≪今大会の日本代表≫
1次ラウンドB組
9月1日 10ー0 スペイン
  2日  7ー0 パナマ
  3日  4ー3 アメリカ  
  4日  10ー0 ベネズエラ
  5日  0ー1 オランダ

スーパーラウンド
  7日   7ー1 韓国 
  8日  10ー0 プエルトリコ
  9日   2ー5 台湾

決勝 10日 2ー1 台湾

  ◇   ◇   ◇

☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ ついに掴んだ世界一!
おめでとうございます!
同時に泣き崩れたチャイニーズタイペイの選手の気持ちも察します。決勝点は守備のミスによるものでした。

前田悠伍投手が初回の1失点で踏みとどまったことが大きかったと思います。
投手陣全体に言えたのはストライク先行で行くこと。球数制限が細かくあるなかで、ストライクは大事な要素でした。

優勝決定の瞬間、ドリンク入りのペットボトルを片手にマウンドに集まりかけあう様子は日本の高校野球では見られない光景でしたね。

試合後のインタビュー。日本の皆さんに一言と聞かれた馬淵史郎監督が帽子をとって感謝の思いを口にしたのはグッとくるものがありました。

最優秀選手は緒方漣選手が獲得しました。
おめでとうございます!
✅ 1回表にチャンスを作りながら無得点となり、その裏に先制点を奪われる苦しい展開となりましたが、見事な逆転勝利でした。特に素晴らしかったのは決勝戦を1人で投げ抜いた前田投手のピッチングで、相手の強力打線をわずか5安打、長打0に封じ込めました。スピードガン表示以上にボールの勢いがあるように見え、コントロールも最後まで崩れることがありませんでした。打線はチャンスを逃す場面も多かったですが、スピードと小技を生かした攻撃は馬淵監督が目指してきたものだったように思います。
選手選考に対する批判も多く、壮行試合では大学日本代表の投手陣に完全に抑え込まれるなど不安もありましたが、ぶれずにスモールベースボールを貫いた点に強さを感じました。
完全にアウェイの中で勝ち切ったことは選手にとっても大きな財産となったと思います。この経験を生かして全員が次のステージで更に飛躍してくれることを期待したいですね。
✅ 初優勝おめでとうございます。
監督である馬淵史郎氏の采配や試合巧者ぶりが光った大会でした。
去年3位で今年は優勝だから2位2回の西谷浩一氏と同等もしくはそれ以上の結果と言えるでしょう。
力勝負になりそうなアメリカや韓国、台湾を前田投手を当てて勝ちを拾う運用は、西谷氏が2013年の韓国や台湾、アメリカに松井裕樹投手を当てた時のような形でした。
改めておめでとうございます。

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