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日産 ホンダとの協業検討を開始[2024.3.13]

日産 ホンダとの協業検討を開始

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ 日産 ホンダとの協業検討を開始

日産自動車が、ライバルのホンダと協業に向けて検討に入ったことがテレビ東京の取材でわかりました。国内2位と3位の企業同士の協業が実現すれば、今後の自動車業界に大きな影響を与えそうです。
関係者によりますと、日産は12日に取締役会を開き、ホンダとの協業の検討を開始することを決めたということです。今後、ホンダと法的拘束力のない覚書を交わす方針です。協業を検討する分野はまだ決まっていませんが、技術開発や生産、部品の調達などの分野が想定されています。

日産がホンダとの協業を目指す背景には、EV=電気自動車の開発や生産にかかる莫大なコストをホンダと分担することで経営を効率化させたい狙いがあるとみられます。
一方のホンダも、EVの開発で先行する日産と協業することで、技術開発や生産面でシナジーを生み出せる可能性もあります。
ただ、ホンダは13日までに正式に協業に向けた検討に入ることを決定していないと見られ、協議の行方には不透明さも残ります。

■英訳

Nissan Motor Co. has begun considering collaboration with rival Honda, as revealed by a TV Tokyo report. If the collaboration between the second and third largest domestic companies materializes, it is likely to have a significant impact on the future of the automotive industry. According to sources, Nissan held a board meeting on the 12th and decided to start considering collaboration with Honda. The plan is to exchange a memorandum of understanding with Honda without legal binding. The areas for collaboration have not yet been determined, but it is expected to include fields such as technology development, production, and parts procurement.

The background to Nissan's pursuit of collaboration with Honda is believed to be the aim of streamlining management by sharing the enormous costs associated with the development and production of EVs (electric vehicles) with Honda. On the other hand, Honda may also create synergy in technology development and production by collaborating with Nissan, which is ahead in EV development. However, Honda is not expected to formally begin considering collaboration until the 13th, leaving uncertainty about the direction of the discussions.

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 24年に入り、日産とホンダが急接近して協業を検討し始めた。そのポイントの一つが、日産が保有する三菱自動車株の一部をホンダに売って、そこで得た売却益で日産は、ホンダと日立製作所の合弁部品会社で電子部品などに強い日立アステモに出資するというスキームだった。ホンダは三菱が持つフレームボディ(簡単にいえばトラックを造るノウハウ)の技術が欲しく、日産はアステモに出資するキャッシュが欲しかったため、ホンダと日産の思惑が一致した。さらに日産とホンダが組む狙いは、ホンダ、日産、三菱の三社連合を作り、規模でトヨタグループに対抗することにあった。いわば「非トヨタ連合」の誕生を目論んだというわけ。ただ、ホンダと日産は企業文化が全く違うため、協業を開始するにしても、両社がどこまで歩み寄ることができるかもカギとなるだろう
✅ 報道ベースだが「ありそうでなかった、業界ではかなり驚くべき」組み合わせと言えよう。
GMなど一部での連携はあったにせよ、長き渡り事実上の「一匹狼」だったホンダが、日系他社と組む(可能性が考えられる)という驚き。
また、ルノー・日産・三菱というアライアンスでいう、「リーダーとフォロワー」の関係の中で「ホンダの役割」がどうなるのか、という疑問。
2040年にEV・FCEV(燃料電池車)への完全シフトをうたい、1月の米CESで
次世代グローバルEV「ゼロシリーズ」構想と量産見込み前提のコンセプトモデルを公開したばかりのホンダ。
いずれにしても、次世代自動車産業においての「勝ち筋」は、エネルギーマネージメントをベースとした、販売網を含めた産業構造の大転換になると考えれるため、日産・ホンダが「異次元の事業改革」を行えるのかが課題。
あくまでも現時点では、報道ベース。
✅ EVに可能性が無いわけでは無いが、今の技術ではまだ完全にEVが環境に対して効率の良い動力とは言えない点にある。

かと言ってインフラの整備を考えるとすぐに水素とは行きづらい側面もあり、総合的な判断で日本のハイブリッドが見直されているのが現状かと思います。

なので、日産としてもホンダの未来的ロードマップは魅力的だし現在の下請けいじめからの脱却を考えると、何かしら生産面での効率化も見習う部分があると踏んだのでしょうね。

どんな方向性になるにしても、日本の自動車産業は世界に誇れる部分なので是非、より良い自動車の未来を創造して頂きたいです。

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