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東京大学に現役合格した女性 幼少期に学んだこととは[2023.8.29]

東京大学に現役合格した女性 幼少期に学んだこととは

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ 東京大学に現役合格した女性 母親から幼少期に学んだ大切なこととは

日本の最高峰・東京大学(以下、東大)に合格する人たちは、どのように受験を攻略していたのでしょうか。現役東大生が実践してきた勉強法やマインドに迫るこの連載。東大教養学部3年生の田中妃音(ひめね)さんにインタビューをしました。第3回のテーマは、家族との関係性。現在も東京で二人暮らしをしている母親には、幼い頃から大きな影響を受けてきたそうです。

■ 学業優先で選んだ母親との二人暮らし

 岐阜県出身の田中さんは小さな頃から、テレビなどで目にする東京へ強い憧れを持っていました。そして、6~7歳の頃にはいずれ東京に行くこと、そして数ある東京の大学のなかから東大へ進学することを夢見ていたといいます。中学受験のときに、東大を受験して進学したいことを両親に伝えたそうです。

 初めは母親から「東大なんて本当に行けるのか?」と心配されたそうですが、目標に向かって進み始めた田中さんをご両親は手厚くサポートしてくれました。母親はいつも近い場所で声をかけてくれ、父親は陰ながらそっと見守ってくれているような関係だったといいます。

「私が宿題をやっていなければ、母から『宿題しなさい』『いつになったら勉強するの』と言われていました。決して放任というわけではなかったですね。一方で、父が普段の勉強に関して直接何かを言うことは、ほとんどありませんでした。ですが、私が夏期講習に通いたいと言えば『将来のためだからたくさん勉強しなさい』と迷わずに了承してくれました。言葉にはしなくても、しっかりと支え、見守ってくれていたんだなと思います」

 田中さんは、高校は地元の岐阜県ではなく、奈良県の名門校である西大和学園高校へ進学しました。入学後、父親は仕事の都合で岐阜県に残りましたが、田中さんは母親と一緒に奈良県へ引っ越しました。また、東大に通うようになった現在は、東京で母親とふたり暮らしをしています。最低でも月に1回は父親も上京してくるそうで、親子仲はとてもいいそうです。

 もちろん、大学生になるタイミングでひとり暮らしをする選択肢もあった田中さんですが、母親と東京で二人暮らしをすることになったのは、先のことを見据えたうえでの決断だったといいます。

「初めはひとり暮らしをしてみたいと思っていたのですが、東大には進学振り分けというものがあり、2年生の夏に3年時に進む学部を選択します。そこで人気の学部に行くためにはいい成績を取る必要がありました。私が希望していた教養学部の国際関係論コースは文系のなかでもとくに人気だったので、そのことを考えると1年生から勉強に集中できるほうがいいんじゃないかとなり、母と一緒に暮らすことになったんです」

 今年、3年生になった田中さんはかねてからの希望通り、国際関係論コースに進むことができ、そこで国際政治や国際経済について学んでいます。勉強に集中できるようにと、家族の献身的なサポートが夢に向かって進む田中さんを支えています。

■ 幼い頃から本の読み聞かせ 音声から英語に興味

 田中さんにとって、母親からの教えが自身に与えた影響はとくに大きかったようです。印象に残っているのは、幼い頃からたくさんの本を読み聞かせてくれ、勉強の大切さを教えてくれたことだといいます。

「小さい頃は母親によく読み聞かせをしてもらっていました。子ども向けの絵本などを図書館で母が借りて、読んでくれることが多かったと記憶しています。あるとき、私が自分で読むからもういいと言ったことがあるらしいのですが、それだけたくさん読み聞かせてくれていたということですよね(笑)。母は文字の読み書きが大切だという考えを持っていたようで、漢字の勉強や、字がきれいに書けるように練習を一緒にしてくれていました。母自身は勉強がすごくできたわけではないそうですけど、勉強ができて困ることはないからと、学ぶことの大切さを教えてくれました」

 田中さんは小学生の頃から英語の勉強を始め、中学1年生で英検1級を取得するほどの英語力の持ち主。もちろん、英語は一番の得意科目です。大学3年生の今夏はオーストラリアへの留学も経験し、将来は語学をいかせる仕事に就きたいという夢を持っています。英語に強い関心を持つきっかけもまた、母親と一緒にたくさんの本に触れてきたからこそ訪れたのだといいます。

「英語を好きになったのは、子どもの頃に母親と図書館で本を探しているとき、CDで音声を聞きながら学ぶ大人向けの教材を見つけたことでした。“英語は逆から学ぶ”のようなタイトルで、『これはどういうことなんだろう』と興味を持ったみたいです。もちろん単語の意味もわかっていなかったですが、英語の響きがおもしろかったのか、そのCDを何度も何度も繰り返し聞いていたそうです」

 今では将来の夢の指針となっている英語。そのきっかけも母親にありました。田中さんにとって、母親は一番近くで支えてくれる存在であると同時に、自身の歩んでいく先を示してくれた道標のような存在になっていたようです。

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 母子留学なんかもそうだけど、母親が子どもの進学の為についていって、父親が一人暮らしになるって最近増えてるね。
大学は一人暮らしさせても良かったんじゃない?と思うけど、一人っ子だと母親だけでなく父親も子どもが心配で、自分のことはいいから子どもについていってあげて欲しいとなるのかな。
母親が子どもに全振りしてると、子離れ親離れするタイミングが難しそうだ。
✅ 母娘で暮らすと自立してないと批判されるんですね。
私としてももし娘が東京に行くとなると、この母娘のように同じ選択をすると思います。やはり防犯面や食生活の面で不安。学業を優先して欲しいので。資金に余裕があればいいですが、なければ母もパートすればいいだろうし。理にかなってるような。

自立は社会に出てからでもいい。
いつか社会に出る時が来るんだから。

女の子がバイトで稼いで生活費や学費を稼ぐとなると 水商売に行きますからね。
✅ 「田中さんは中学1年生で英検1級を取得するほどの英語力の持ち主。」

「高校は地元の岐阜県ではなく、奈良県の名門西大和学園高校へ進学。入学後、父親は仕事の都合で岐阜県に残りましたが、田中さんは母親と一緒に奈良県へ引っ越しました。」

元々優秀なかつ、岐阜から公立中回避のため、わざわざ他県に中受して単身赴任出来る程に経済力に恵まれた方が、東大合格した話をされても、凡人や環境に恵まれない子には辛いだけでは。

現実問題、受験は保護者の資金力がある方が遥かに有利。

それに残酷だが、出来る奴は何やっても出来るし、その逆もしかりなんだよな‥‥。

2020年度の東大現代文では「学校教育を媒介に階層構造が再生産される」という教育格差に関するテーマが出題されたが、それが現実だと思う。

勿論全ての資金力が豊富な家庭が報われる訳ではないが、「親ガチャ」や「子ガチャ」が無視出来ないのは辛過ぎる。

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