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東京株一時3400円超上昇 過去最大[2024.8.7]

東京株一時3400円超上昇 過去最大

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ 証券会社担当者「上げすぎ、上げすぎ」日経平均株価が急反発 一時3400円以上の値上がりで過去最大の上昇幅を記録

きのう、過去最大の値下がりとなった日経平均株価。きょうは一転、急反発し、一時3400円以上の値上がりと、過去最大の上昇幅を記録しています。中継でお伝えします。

乱高下する日経平均株価。きょう午前は、大幅に値を下げていた銘柄を中心に買い戻す動きが広がり、全面高の展開が続いています。一時3400円以上値上がりし、1990年10月の2677円を超えて、取引時間中として過去最大の上げ幅を記録しました。

午前は2957円値上がりし、3万4416円で取引を終えています。

きのう夜に発表されたアメリカの経済指標が市場の予想を上回ったことでアメリカの景気不安が和らぎ、円相場は一時1ドル=146円台まで下落。円高が落ち着いたことを受けて、これまで大幅に値を下げていた輸出関連株など幅広い銘柄で買い戻されています。

過去最大の下げから一転、ジェットコースターのような値動きに、都内の証券会社では戸惑いが広がっています。

岩井コスモ証券 担当者
「『なんで?』と聞かれるのが一番困る」
「上げすぎ、上げすぎ。急ピッチで動くと、その分反発して下がるというリスクもある」

市場関係者は「来週にかけても重要な指標の発表があり、アメリカの景気などに注目が集まっていて、まだ予断を許す状況ではない」としています。

■英訳 

Yesterday, the Nikkei Stock Average saw its largest decline ever. Today, however, it has sharply rebounded, rising by more than 3,400 yen at one point, marking the largest single-day gain in history. We bring you a live report.

The Nikkei Stock Average is experiencing extreme volatility. This morning, there was a widespread movement to buy back stocks that had significantly dropped in value, leading to an across-the-board increase. At one point, it rose by more than 3,400 yen, surpassing the previous intraday record of 2,677 yen set in October 1990.

In the morning session, it rose by 2,957 yen, ending the trading at 34,416 yen.

The U.S. economic indicators released last night exceeded market expectations, easing concerns about the U.S. economy. As a result, the yen temporarily weakened to 146 yen to the dollar. The easing of the yen's appreciation has led to a broad buyback of stocks, including export-related stocks, which had previously seen significant declines.

From the largest drop ever to a rollercoaster-like price movement, confusion is spreading at securities companies in Tokyo.

A representative from Iwai Cosmo Securities commented:
"It's most troublesome when asked 'Why?'"
"The rise is too sharp. When movements are this rapid, there is also the risk of a rebound drop."

Market participants say, "There are important indicators to be announced next week, and attention is focused on the U.S. economy, so the situation remains unpredictable."

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 5日の日経平均株価が過去最大の下げ幅となった翌日に、今度は過去最大の上げ幅となるなど波乱含みの相場展開となってきた。5日は世界的な株安となっていたが、特に東京株式市場は膨らんでいたポジションが一気に破裂したかのような動きとなっていた。しかし、そういったポジション調整売りが一巡したことで、やや下げすぎとみた向きの買いが入ってきたものと思われる。8月に入り1日、2日、5日と連日の大きな下げとなっていたが、そろそろ落ち着きどころを探るような動きになることが予想される。ただし、米国株式市場での半導体関連株の調整がまだ終わっていないとなれば、東京株式市場も次第に上値が抑えられる懸念もある。米国市場の今後の動向にも注意が必要となろう。
✅ 前日の大幅下落を取り戻す動きで前場の日経平均株価は+9.4%となりました。もっとも、7月11日の高値(42,224円)からは18.5%程度下落した状態にあります。では、ここから下落を全て埋めるには何%の上昇が必要になるでしょうか。答えは22.7%です。下落を取り戻すには、下落率以上の勢いが必要ということです。
✅ 1989年のブラックマンデー翌日もこうでした。
 ひと安心して、何日かしたらまた下げて、一喜一憂しながら、長い時間をかけて下げて行き、気づいたら保有株は塩漬け状態。
 強気のコメントをしているのは、若い方で当時のことをご存知ないのでしょう。 証券系のコメンテーターはポジショントーク、政府系の人は “大本営発表” で、「当時と今とでは違う」などと解説していて、みんな、そうしたコメントにすがっているようですが、自分で考えて判断するのが一番です。

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