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東大生も納得した「面倒くさがりなのに、優秀な人の特徴」[2022.7.31]

東大生も納得した「面倒くさがりなのに、優秀な人の特徴」

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✍️記事要約

✅ 『ドラゴン桜』で東大生も納得した「面倒くさがりなのに、優秀な人の特徴」

■東大生はどんな「努力」をしているのか?

 皆さんは、ご自身を努力家だと思いますか? 「努力できることも才能」なんて言われることもありますが、やはりどれだけ才能があろうとも、まずは努力ありきのものだと僕は思います。

 だからこそ、努力は大切なのですが……大変残念なことに「努力=苦労すること」だと思っている方が多いように感じるのです。

「毎日何時間やったから」「何年続けたから」、そんな苦労自慢ばかりで己の努力を振り返るのは非常にもったいないように思えます。

■「勉強は苦労して行うもの」ではない

 たとえば、勉強。勉強という字は「勉(つと)めて強いる」と書くように、嫌なこと(でもやらないといけないこと)の代表格。だからこそ、苦しいことのように思われがちです。

 僕の周りの大人に聞いても、教えている生徒たちに尋ねてみても、みんな「勉強は苦労して行うもの」というイメージがあるように思えます。

 でも、それは大きな誤りなんです。たとえば、僕なんかは非常に面倒くさがり。上達のためにわざわざ苦労する道を通ろうなんて、夢にも思いません。さらに勉強に限らず、あらゆる分野で上達するためには、この「とにかくラクをしよう!」という思考法が役に立つと考えています。
東大生の多くが「面倒くさがり」

「そんなの、お前だけだろう」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

 しかし、僕の周りの東大生たちも多くが面倒くさがり。僕らの勉強の実力は、実はいろいろなことを面倒くさがったおかげで身についたものなのです。

落ちこぼれ受験生たちの東大受験の様子を描いた名作マンガ『ドラゴン桜』でも、その様子が描かれています。「面倒くさがりこそ、上達が早い理由」が端的に紹介されていました。
大きな川を前にしたとき、どんな選択をするか?

 幅20mある川を渡る必要に迫られて際、皆さんならどういう選択するでしょうか? その川は流れが遅く、深さは腰やや下あたり、上流にも下流にも橋は見当たらないものとします。

『ドラゴン桜』の桜木健二先生は、「たとえ遠回りに思えてもまずは情報を集める」「濡れるリスクを冒して川に入って自力で渡るほうが面倒臭いと考える」と東大生たちの思考パターンを解説しています。

 僕もそんな川を目の前にしたなら、きっと近くの人に聞き込みをしたり、看板を探したりして向こう岸にわたる手がかりを探します。

 理由は作中で紹介されていたのですが「面倒くさい」から。

■どちらが「マシか」を検討する

 正確には、2つの面倒くささを比べて、どちらのほうがマシかを検討しています。深さもわからない、どんな生物や菌がいるかもわからない、なんなら冬場なら凍死のリスクすらもあるのに、川を泳いで横断するなんて、僕はそちらのほうがよっぽど面倒くさいと思うからです。

 勉強は、たとえていうなら大きな川。川を自力で泳ごうとすることもできますが、そんなことをして下流に流されてはたまったもんではありません。

 西暦2000年をとうに超えているにもかかわらず、過去に積み上げられた遺産を無視するのは、ちょっと効率が悪いというものでしょう。人に聞くこと、調べることはまわりまわって、最短ルートになっているのかもしれません。

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ これ、読んだ当時から思っていたのですが、想定するシチュエーションによって結論は変わるのではないかと。

川の例で言えば、1回限りで渡って終わる場合で近くに人がいなさそうなら思い切って渡っちゃった方が楽だと思うし、逆に定例的に渡る必要があるならば他の手段を探した方がいいかもしれません。
指導方針の例であれば、一度作れば翌年以降に使い回しできる部分がそれなりにあるはずなのできちんとしたものを作った方がいいし、その為には適切な例を引っ張ってきた方がいい。

「東大生は必ずこうする!」ではなく、「東大生は状況に応じてこういう考えも取り入れる」の方がわかりがいいかと思います。
✅ 目の前に出された課題、社会人なら仕事だが、どれだけ最短で目標、結果に持っていくかですね。
真面目すぎると手が抜けなく無駄ではないが、必要のない事までしてしまう。かといっていい加減過ぎると何も前に進まない。後戻りが多い。
日本人は前者が特に多い、手が抜けなくストレスをためやすく、結局イヤイヤやる事が多い。
仕事でも能率のいい人は、手抜きも上手い、無駄を嫌う、効率を求め自分で考える行動をする。
漫画家とかは真逆で、前者を極めた方が大成するのかもしれませんが、日々の課題に真面目に付き合う人が日本には多いと思います。
その気質が高度成長期を支えてきたし悪いことでもないと思います。ただ中々重苦しい今の時代ではストレスの要因は大きいかもしれませんね。 ✅ 段取り八分って言葉があるが、段取りを組む時に集める情報や考慮する事項の多さが違うって事でしょうか。
もっとも結果的にどうかはやってみなきゃ分からん部分もあるから、可能な限り集まった情報で腹を括った最終判断を(場合によっては素早く)できるかはセンスだから頭が良い事だけが求められるわけじゃないけどね。
結果的に何もなくて川に浸からざるを得ないなら頭脳より肉体と度胸が必要になる。
慎重に情報を集め判断する頭脳派も大事、深く考えず突っ走れる度胸ある肉体派も大事。

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