森保氏の采配が的中 ドイツに勝利
✍️記事要約
◆カタールW杯 ▽1次リーグE組 ドイツ1―2日本(23日・ハリファ国際競技場)
【ドーハ23日=スポーツ報知W杯取材班】FIFAランキング24位の日本が同11位のドイツに劇的な逆転勝ちで白星発進を決めた。後半30分に途中出場のMF堂安が同点ゴール、同38分に同じ途中出場のFW浅野が逆転ゴール。優勝4度の強豪相手に歴史的な勝利をもぎ取った。
森保一監督の采配が的中した形となった。途中投入の選手が2ゴール。指揮官は「選手たちがいい準備をしてくれた。一丸となって粘り強く戦うということをやっていくことで勝利につながった。日本でも多くの方々が我々を後押しで最後まで戦って勝つことができた。チームの総合力で、そして総力戦で戦おうということ、スタートで出た選手だけでなく途中からでた選手が試合を決める、試合をしめる、その流れで自分たちの良さを発揮する、チームを勝たせることを選手たちがやってくれた」と歴史的偉業を達成したイレブンを称えた。
同点ゴールを決めたの堂安。「もう俺が決めるって気持ちで、おれしかいない、と強い気持ちで入った。これで一喜一憂せず、強い気持ちを持って一丸となって戦いたい。日本サッカーを盛り上げるって気持ちで戦いたい」と早くも次戦に向けて気を引き締めた。
歴史的な逆転ゴールを決めたのは浅野。「もうチャンスがあれば、シュートを打っていくって気持ちでした。それが最後結果につながったかなと思う。その時から約4年半前にW杯メンバー入れなくて、でもその瞬間から今日の日のために準備をしてきた。それが結果につながったと思う。結果が出なかったとしても、やってきたことは代わらないので、今日はたまたまそれが結果につながった。(ドイツは)僕らからしたら対戦相手は関係なくて、あまり僕は意識してなくて、自分のプレーをすることだけを意識していた。全員がピッチで表現できて、結果に表れた。今日は全員で喜んで勝ち点3ぶん喜んで明日から切り替えて次のゲームに向かっていきたい」と振り返った。
【E組の日程】
▼11月23日
ドイツ―日本
スペイン―コスタリカ
▼11月27日
日本―コスタリカ
スペイン―ドイツ
▼12月1日
日本―スペイン
コスタリカ―ドイツ
※日付は現地
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PKを与えた場面も、ドイツが右サイドでゲームを作った展開で、酒井選手が中央に絞っていた選手への寄せで飛び出したところで、キミッヒから逆サイドの大外で飛び出たラウム選手にフリーでパスを通した、という展開でした。
そこで森保監督は後半に3バック(5バック)に変更してドイツの狙いを抑えにいき、ラウム選手にプレーの変更を強いたことで、それまでの圧倒的な劣勢から挽回する素地を作りました。記事のタイトルにあるように、その采配が流れを変えました。
✅ 私は特にキーパーの権田さんを誉めたいです。
やっぱりドイツのボール運びは秀逸だったし、日本は何点もドイツに取られていてもおかしくなかった気がしました。
それを守護神として防ぎ切ってくれたことにより、日本は攻撃のチャンスをものにできたと思います。粘って耐えたことにより、点取りへの執念の火がメンバーから消えることなく、勝利に繋がった気がします。
サッカーは得てして点を決めた選手がもてはやされるけど、ゴールを何度も危機から守ったキーパーも是非称えて欲しいです!
✅ 前半はあれで良かったと思う。
逆に日本の方がリードしていたら、以降ガンガン攻められていただろう。最低限の失点で折り返せたのは大きい。
後半は勿論ドイツも追加点取ろうと攻めていたけど、なかなか取れず30分。もう1点取りに行くか、このまま1点守り切るべきか迷いが出てきたのではないだろうか。日本が点を入れたのはそんな時。
同点になってドイツは驚いたと思う。奪い返そうとするも、日本の逆転。
その後も気ばかり焦ってしまったのではないか。攻撃陣の日本もよく耐えたと思う。