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消費支出 12カ月連続のマイナス[2024.4.5]

消費支出 12カ月連続のマイナス

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ 今年2月の消費支出0.5%減少 物価高で12か月連続のマイナス

今年2月の家計の消費支出は前の年の同じ月より0.5%減少しました。12か月連続のマイナスです。

総務省が発表した今年2月の家計調査によりますと、2人以上の世帯の消費支出は27万9868円となり、物価の変動を除く実質で前の年の同じ月に比べ0.5%減少しました。

前の年を下回るのは12か月連続です。

具体的には▼家庭用耐久財が14.6%、▼交際費が12.8%減少しました。

一方、食料は2.0%増加し、17か月ぶりにプラスに転じましたが、うるう年で通常の年より1日多くなった影響を除くと、0.8%のマイナスでした。

長引く物価高で家計が節約志向を強めていることが要因の一つです。

また、暖冬の影響などで▼電気代は25.4%、▼ガス代は14.0%減少しました。

■英訳

In February of this year, household consumption expenditure decreased by 0.5% compared to the same month of the previous year, marking the twelfth consecutive month of decline. According to the household survey released by the Ministry of Internal Affairs and Communications, the consumption expenditure of households with two or more people was ¥279,868, a 0.5% decrease in real terms excluding price fluctuations compared to the same month of the previous year. This marks the twelfth consecutive month of decline. Specifically, spending on durable goods decreased by 14.6%, and entertainment expenses decreased by 12.8%. On the other hand, food expenses increased by 2.0%, turning positive for the first time in 17 months, but excluding the effect of the leap year, which had one more day than a normal year, it was a 0.8% decrease. One factor contributing to this trend is households increasing their focus on saving due to prolonged high prices. Additionally, electricity bills decreased by 25.4% and gas bills by 14.0% due to factors such as the mild winter.

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 消費支出が低迷したままで戻らない原因を「物価高」と単純に決めつけていいのか。はなはだ疑問だ。

たとえば可処分所得「20万円」が「30万円」に増えても、支出を以前と変わらず「10万円」に抑制する人はいる。このように個人個人の「消費性向(所得に対する消費の変化の割合)」が戻らないことも一因であろう。給付金をもらっても貯蓄に回す人の割合もかなり多いのだから。

これは、十分に利益を出しても利益を従業員に還元せず、内部留保に回してしまう企業と同じ思考パターンである。長く根付いた「デフレ思考」を「インフレ思考」に変えるには、もう少し時間がかかるのではないか。

いずれにしても今年のゴールデンウイークは大幅に回復すると予想されているし、あまりネガティブに捉えないほうがいいだろう。また悪循環に戻ってしまう気がするからだ。
✅ 季節調整済み前月比をみると+1.4%と増加していますが、記事中にもある通りうるう年で一日多く、単純に1日多いと3%程度の押し上げ要因になりますので、割り引いて評価すべきでしょう。
勤労者世帯の実収入を見ても、名目は前年比+0.7%と2カ月連続プラスとなってますが、実質は同▲2.5%とマイナス幅を拡大しており、依然として物価と賃金の好循環は描けていません。
品目別で実質前年比寄与度を見ても、交際費を節約する一方で、授業料や保健医療サービスの支出が増えており、ポジティブな押し上げ要因としては外食の増加に限られます。
総じて2月の家計調査は苦しい家計の状況を表していると言えるでしょう。
✅ どうしてこの今の日本の状態で、消費が増えると思えます?
現に、もう大企業の製造業も業績落ちてきてます。
食品高い、野菜高い、トイレットペーパーなど日用品も高い、更に初夏から電気代値上げ再エネ賦課金値上げの電気代二重値上げが始まり、それは企業も負担増額になり、それが又商品やサービスの値上げに拍車をかける。
残業規制で運送料も上がり、それも又ダブルで商品の値上げにつながる。
そして今月から、残業規制でお給料下がる人も沢山います。

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