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生活保護の申請増 長引く物価高で[2024.12.29]

生活保護の申請増 長引く物価高で

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ 生活保護申請増、長引く物価高で コロナ支援の縮小時を上回る

2024年度上半期(4~9月)の生活保護申請が前年同期比で2.8%増の13万3274件に上ったことが28日、分かった。厚生労働省の公表データを共同通信が分析した。新型コロナウイルス感染拡大で景気が悪化した期間や、コロナ禍に伴う生活支援の縮小が低所得者層を直撃した時期の申請件数を実数で上回った。賃上げの効果は及ばず、長引く物価高で家計が圧迫されて苦しむ人が多い実情がうかがえる。   

この年末年始は最大9連休となり公的機関の多くが閉まるため、困窮や孤立を防ぐ支援の強化が求められる。自治体や支援団体に食料配布や電話相談の動きが出ている。

 24年4~9月の申請件数はコロナ禍前の19年同期(11万4067件)と比べ16.8%の増加だった。一方、前年同期との比較では、コロナ感染拡大が始まった20年は1.1%減少し、21~22年は経済や雇用情勢の悪化もあり3~4%台の増加となった。コロナ禍の特例的な生活支援が縮小した23年は5.4%増の12万9606件だった。

■英訳 

It was revealed on the 28th that the number of welfare applications in the first half of fiscal year 2024 (April to September) increased by 2.8% year-on-year to 133,274 cases. This analysis was conducted by Kyodo News based on data released by the Ministry of Health, Labour and Welfare. The figure exceeded the actual number of applications during periods when the economy deteriorated due to the spread of COVID-19 and when pandemic-related support measures were scaled back, directly affecting low-income households. Despite wage increases, the prolonged rise in prices has put financial pressure on many households, highlighting the struggles faced by those affected.

As the upcoming New Year’s holiday season may include up to nine consecutive days off, during which most public institutions will be closed, there is a growing need to strengthen support to prevent poverty and isolation. Local governments and support organizations are beginning to take action, such as distributing food and providing telephone consultation services.

The number of applications in the period from April to September 2024 represents a 16.8% increase compared to the same period in 2019 before the pandemic (114,067 cases). On the other hand, compared to the same period of the previous year, the numbers show a 1.1% decrease in 2020 when the pandemic began, and increases of 3–4% in 2021 and 2022 due to economic and employment challenges. In 2023, when exceptional pandemic-related support measures were reduced, applications rose by 5.4% to 129,606 cases.

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 2024年度上半期の生活保護申請が前年同期比を上回ったのは、物価高それに見合う賃金の引上げ等がなかったこと、また新型コロナ対策として行われた臨時的応急的対策が縮小・終止したこと、さらには高齢化の進展によって、高齢人口が増加し、そのなかで年金・預貯金等で生活を維持することが困難な人たちが増加したことが大きいと考える。とりわけ、高齢化に伴い高齢者夫婦世帯、高齢者単身世帯が増加が見込まれるため、その層が生活保護の申請・受給に至る割合が益々高まっていくと考える(現在、高齢者世帯が生活保護受給生世帯の半数以上を占めている)。
なお生活保護の動向は、経済・雇用動向の経済的要因、扶養意識の変容等の社会的要因、他制度動向等の制度的要因、生活保護行政の対応等の行政的要因に規定されることを付記しておく。
✅ 非正規でフルタイムで働くより
生活保護を貰った方が良い暮らし出来ますからね。
非正規雇用だと病気で仕事を休み、病院に行ったら給料が減り通院料が
掛かり生活が苦しくなる。

生活保護は医療費無料で、何もしてなくても毎月お金がもらえるから
精神的な辛さはあまりない。
これは生活保護が悪い訳ではなく。
今の物価高に賃金が追いついてないシステムが悪いん訳で
性善説や働いて当たり前のルールは崩壊し、
無理して働くより生活保護貰った方が安定して楽って思う人が増えても
おかしくないと思います。

働けばいい暮らしが出来る、欲しい物が買える等の
希望を持てなくなるほど今の日本は貧しくなってる。
✅ 物価の高騰が続く中、多くの人が生活に困窮して、最後の頼みの綱である生活保護に頼らざるを得ない状況というのは、決して他人事ではないと感じます。
年末年始は、家族や友人と楽しく過ごす人が多い一方で、一人暮らしの人や経済的に困窮している人にとっては、孤独を感じる時期でもあると思う。
コロナ禍の支援策は、多くの人にとって大きな支えになったけど、その支援策が縮小されたことで、経済状況が回復しきれていない人々が、より大きな打撃を受けているというのが現状だけど、今の経済状況が回復するには、もう少し時間がかかるような気がします。

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