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甲子園「大阪桐蔭強すぎ問題」有名選手が選ぶ理由[2022.8.16]

甲子園「大阪桐蔭強すぎ問題」有名選手が選ぶ理由

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ 甲子園「大阪桐蔭強すぎ問題」 なぜ有名選手に選ばれる?

大阪大会を6季連続で制覇し、甲子園で快進撃を続ける大阪桐蔭。果たして強さの秘密はどこにあるのか――

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 圧勝という言葉がふさわしかった。7月30日に行われた大阪大会決勝で、大阪桐蔭が7―0という大差で履正社を下した試合である。

「試合後、大阪桐蔭の西谷浩一監督は、2年生の前田悠伍投手を起用して履正社の“足”を封じたことが勝因と語っていました。しかし、これは150キロのストレートがある別所孝亮投手(3年)を使わずとも勝てたということ。加えて今大会の合計で54得点という打撃力は圧倒的でした」(スポーツ紙の記者)
「どんな強豪でも大阪桐蔭のスタメンと比べられる選手は3人」

 これで大阪桐蔭は大阪大会を6季連続で制覇し、甲子園でも圧倒的な強さを見せつけている。その強さを、対戦したことのある強豪校の監督に振り返ってもらうと、

「大阪桐蔭に打撃で打ち勝つことは無理。最少得点で相手を抑え逃げ切るしか勝機はありません。しかし、大阪桐蔭はリトルリーグの頃から有名な選手がそろっており、どんな強豪でも大阪桐蔭のスタメンと比べられる選手はせいぜい3人です」

 同校は、ベンチ入りメンバー20人のうち16人が大阪府以外の出身者。また、10人前後がU―15日本代表か国際大会の日本代表として出場経験がある。これは、他の甲子園常連校と比べても突出している。日本代表チームが甲子園に乗り込んできたようなものか。
小学生から

 大阪桐蔭では西谷監督の下にいる石田寿也コーチが常に全国行脚して優秀な中学生を探しているという。

「その中から、野球推薦枠で入学させるのは二十数名といわれ、現在の野球部員の大半が該当する。入学金・授業料免除の特待生は高野連の規定で最大5名までと決められていますが、もちろんこれも使っているでしょう」(同)

 だが、それはライバル校もやっていること。『甲子園と令和の怪物』(小学館新書)の著者・柳川悠二氏が言うのだ。

「西谷監督は中学1年生でも将来性があるならデータを取り始める。小学生の頃から目を付けることもあります。つまり、今のチームは監督が、少なくとも5年前から練り上げてきた選手構成なのです。たしかに、大阪桐蔭は全国の有名選手を上から順番に集めていると言われる。しかしその批判は見当違いです。将来有望視される中学生は、さまざまな視点から高校を見ている。ピッチャーを酷使していないかとか卒業後の進学ルートなど、入口だけでなく出口も見据えた上で同校が選ばれているのです」

 そんな大阪桐蔭でも昨年は近江高校(滋賀)相手に2回戦で苦杯をなめている。「番狂わせ」は、無さそうな時に起きるものなのだ。
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ それだけの強豪校に入部するという事は、選手にとってもリスクが大きい。
以前PL学園の全盛期頃に「PLではベンチに入れなくても、他県の甲子園常連校ならレギュラーになれる力を持っている選手が何人もいる」と聞いた事がある。
この記事を読むと大阪桐蔭もそういう選手が何人もいるだろうし、ベンチ外で全国制覇を経験するよりも他校のレギュラー、もしくは背番号をもらって甲子園に出たいと思ってしまう子もいると思う。
それに甲子園は通過点と言っても、やはり多くはレギュラークラス。時々高校の時に控え選手だったり背番号をもらえない選手が有名になる事はあるけど、やはりレギュラークラス以外の多くの実力のある選手は埋もれてしまう。
そのかわり、大阪桐蔭でレギュラーもしくは背番号をもらえたら、甲子園に出られる可能性は高くなるし、なによりプロだけでなく大学や社会人野球からも注目される。
✅ 相手も強豪、どれだけ練習すればこうなるのか…と思う試合運びでした
一プレー1プレーが丁寧というか、各々が常に考えて機能してるという感じ
守備では仲間を過信せず、カバーにはきっちり入るし、攻撃は相手とボールの動きを見逃さず隙があれば次の塁に行く
一人一人の身体能力が高いだけではなく、指導がいいのは明らか
それでも大阪大会を勝ち抜ける訳ではないし、プロになれるかも分からない
それ以外の魅力もあるんでしょう
進路指導の際に、その子のポジションでレギュラーが空く大学を勧めるとも聞くし、選手のことを大事に育てている証拠だと思う
✅ 全国から有望選手を集めていることに非難もあるけど、有望選手は結構地元じゃなく、入寮して遠方の高校に行きたがる。だから逆に高卒でドラフト1位でプロ入りするような地元(大阪近郊)の大物選手は遠方の高校に進学するケース多いよね。ダルビッシュ、田中将、坂本、筒香 等。
 田中将が言ってたけど、地元だと旧友から遊びに誘われたり、何かと誘惑が多いので、野球に集中するため、敢えて遠方の高校に進学したそう。プロを目指すような選手は、結構そういう考え方を共有してるんじゃないのかな。

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