経団連会長 ベア中心の賃上げ求む
✍️記事要約
経団連は7日、正副会長会議を開き、2023年春闘に向けた経営側の基本姿勢として、物価高を特に重視し、賃上げに前向きな対応を会員企業に求める方針案を大筋で了承した。
会合後に記者会見した十倉雅和会長は「物価上昇をにらんだ賃上げが大事だ。(会員企業に)ベースアップ(ベア)を中心に考えてほしいとお願いしたい」と述べた。
経団連は、春闘に向けた経営側の指針「経営労働政策特別委員会報告」(経労委報告)を取りまとめ、年明けに公表する。物価上昇を反映した賃上げをテーマに、労使の議論が本格化することになる。
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
✅ コロナでも国の税収は三年前から過去最高額であり、日本政府は不況時のときこそ財政出動し、国民が安心してお金を使えるようにしなければ、いつまで経っても経済回復も賃上げも実現しません。
岸田総理は円安に伴う物価高の影響でインフレが続けば、大企業から賃金引き上げが始まり最終的には全就業者の収入が増えて、所得税や住民税など税収アップすると目論んでいるのでしょうか。
中小企業も家庭も水道光熱費と物価高騰は厳しく、また消費税の支払いも増えるなど国だけが潤う政策は不満しかなく、せめて物価が安定するまで暫定的に消費税を停止してほしいと思います。
✅ 賃上げはもちろんいいことですけど、政治力があるのですから、そもそも「賃上げしやすい環境」を政府に求める活動もお願いしたいですね。
それどころか、政府はむしろ「賃下げしやすい環境づくり」をこの25年にわたって続けていますから。
企業が賃金をあげられないのは、何より「賃上げに罰金」を強化し続けたこと、むしろ賃下げすると「ご褒美」がもらえる税制度を政府が作って来たからです。