被告 安倍氏標的に絞ったのは直前
✍️記事要約
安倍晋三元首相(当時67歳)が2022年7月、奈良市で参院選の応援演説中に銃撃されて死亡した事件で、山上徹也被告(42)=殺人罪などで起訴=が「安倍氏を標的に絞ったのは直前だった」と供述していることが捜査関係者への取材で明らかになった。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が埼玉県で7月に開催予定だった集会の襲撃を検討したが、「狙った幹部の不参加を知りあきらめた」と説明したことも判明した。
山上被告は当時、生活資金が乏しく経済的に追い込まれていたとみられる。奈良県警や奈良地検は襲撃計画が難航する焦りも重なり、教団とつながりがあると考えた安倍氏の銃撃を決行したとみている。首相経験者が戦後初めて殺害された事件は、8日で発生から1年になる。
捜査関係者によると、この幹部は教団トップの韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁とみられる。山上被告は奈良県警に逮捕された後、「母親が旧統一教会にのめり込んで多額の献金を続けたことで家族が崩壊し、教団を憎むようになった」と説明。19年ごろには韓氏の殺害を計画するようになったとされる。
20年12月ごろから銃や火薬の製造を始めたが、新型コロナウイルス禍の影響で韓氏の来日が見通せない状況が続いていたという。
◇韓氏の動き、検索履歴に
県警が山上被告の自宅から押収したパソコンの検索履歴などを解析した結果、さいたま市で7月中に開催予定だった教団の集会などについて集中的に調べていたことを確認。最大約2000人収容の施設で信者同士の交流を目的に開かれる大規模なイベントも検索し、韓氏の動きを探るような形跡も残されていたとされる。
こうした当時の状況について、山上被告は「事件直前まで本当に狙っていたのは教団幹部だった。幹部が埼玉に来ないことが分かり、襲撃の対象を安倍氏に絞り込んだ。決着をつけるのは今しかないと思った」と話していることが新たに分かった。
事件約1カ月前の22年6月ごろには、山上被告が働き始めて間もなかった大阪府内の会社を辞めて収入源を失っていたことが確認されている。カードローンの利用で借金をするようにもなっており、自暴自棄になっていたとみられる。
山上被告は安倍氏について、21年9月に教団の関連団体が開催したイベントにビデオメッセージを送ったことなどを挙げて「教団の存在を国内で広めたと思い込んで襲った」と説明していることが分かっている。
メッセージの視聴後から襲撃の対象を安倍氏に切り替えたとみられていたが、捜査当局は一連の捜査から山上被告が安倍氏の襲撃を決意したのは事件直前だったとの見方を強めている。
山上被告は事件5日前の7月3日、岡山市内で7日に予定された安倍氏の応援演説を把握したことも判明している。前日の6日に新幹線のチケットを購入。手製銃を隠し持って現地に向かったが、安倍氏に接近できず断念し、8日に銃撃事件を決行したとされる。
起訴状などによると、山上被告は22年7月8日午前11時半ごろ、近鉄大和西大寺駅前で、演説中だった安倍氏に背後から接近して手製のパイプ銃を2回発砲し、失血死させたとされる。銃や火薬の製造などを巡る刑事責任にも問われている。
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
✅ 裁判には統一教会の韓鶴子総裁が証人として出廷する(させる)ことを望む。統一教会と日本政界の関係解明、日本人門徒からの多額献金の徴収、用途、財務の状況、昨今の発言の真意など本人から聞かなければならないことが山とある。韓鶴子総裁は岸田首相を教育するために韓国に来るよう話しているが本人が日本に来て、じっくりと裁判所で話したら良い。日本政府は、是非、韓鶴子総裁の来日に協力してほしい。
✅ 宗教を家を狂わせられた者の気持ちは分かる。
標的はいろいろあると思う。
私の母親はガチガチの創価学会員です。
父親が倒れてから死ぬまでの間に父親名義の通帳から数千万円は盗んでいる。
また、父親が子供相手ならケンカになると思い、孫達に相続させると遺言書を残したが孫を相手に弁護士を入れて尚抗議してくる。