首相「自民党が変わること示す」
✍️記事要約
岸田文雄首相は14日、記者会見を開き、9月に予定される自民党総裁選への立候補を見送る意向を明らかにした。
岸田首相は「昨日モンゴルの首相との電話会談を行ったことをもって、この夏の外交日程を一区切り付けることができた。お盆が明ければいよいよ秋の総裁選への動きが本格的になる」としたうえで、「新生自民党を国民の前に示すことが必要。透明で開かれた選挙、何よりも自由闊達（かったつ）な論戦が重要だ。自民党が変わることを示す、分かりやすい一歩は私が身を引くこと」と述べた。
■英訳
Prime Minister Fumio Kishida held a press conference on the 14th, during which he announced his intention to withdraw from the Liberal Democratic Party (LDP) leadership election scheduled for September.
Prime Minister Kishida stated, "With the phone conference I held yesterday with the Prime Minister of Mongolia, I have completed my diplomatic schedule for this summer. After the Obon holiday, the movement towards the autumn leadership election will become more serious." He added, "It is necessary to present a revitalized LDP to the public. A transparent and open election, and most importantly, a free and lively debate, are crucial. The clearest step to show that the LDP is changing is for me to step down."
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そうではない、むしろこれまで首相が、自らが総裁を務める党が様々な「政治不信」を招いてきたにもかかわらず、それに対して国民が期待する行動をとってこなかったからであり、単に与党自民党だけではなく、むしろ「政治不信」を払しょくするために責任を取って、「分かりやすい一歩は私が身を引くこと」というべきではなかったのだろうか。
最後まで、党利党略のために行動しているというのでは、国民もしらけてしまう。
そうではなく、日本政治、ひいては日本の民主主義を考えての決断であってほしかった。というのが感想だ。
✅ 岸田首相は派閥解消をほぼ一人で唱え、ここまで牽引してきた。その岸田首相が辞任となると、派閥解消を進める有力政治家はほぼいなくなる。今回の辞任は派閥復活の始まりとなる可能性も高い。結局自民党はもとの自民党に戻るかどうかがこれから問われるだろう。
✅ 岸田さんが辞めることで自民党が変わるなら、
岸田さんが働きかけていたときに変わっていたはず。
政治資金法の改正をあのザルというかワクで済ませたのに、
まだ派閥も残っているし解散しないと宣言までされてるのに、
どうやって変わるというのでしょう。
より悪い方向になら変わるでしょうけど。
ここで身を引くのは党内政争に敗北しましたというだけの話ですかね。
