首相 核廃絶へ現実的な取り組み
✍️記事要約
岸田文雄首相は11日、広島市で開かれた「『核兵器のない世界』に向けた国際賢人会議」に出席した。首相は、閉会セッションのあいさつで「核兵器のない世界に向けては現実的かつ実践的な取り組みを進め、国際社会の機運を高めていくことが重要だ」と述べ、来年5月の主要7カ国首脳会議(G7サミット)などを通じて各国に働きかけを強める考えを強調した。
首相は世界の核兵器を巡る現状について「使用の脅威が高まるとともに国際社会の分断が一層深まるなど核軍縮を巡る厳しい現実の壁に直面している」と指摘。「G7広島サミットでは力強いメッセージを発信できるよう議論を深めていきたい」と意欲を示した。
国際賢人会議は、核保有国と非保有国の有識者らが集まって核兵器のない世界に向けた道筋を議論するため、首相が設立を提唱。10日に開幕し、オバマ元米大統領らのビデオメッセージも寄せられた。
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
今後は、来年の春の統一地方選に向けて徐々に政権の支持率を回復させていかなければならない。
そこで外交でアピールを行い、統一地方選を勝ち抜き、5月の広島サミットまで政権を維持することが必要となってくる。
しかしながら、統一地方選の前哨戦であった保守王国の茨城県議選をみると、岸田内閣の支持率の低下が、影響を与えていることが理解できる。
これと同様のことが来春の統一地方選で起こる可能性もある。
「外交の岸田」をアピールし、どこまで支持率の低下をくいとめ、支持率の向上につなげられるのか、それは統一地方選の結果にも直結する。今後の岸田氏の動きに注目だ。
✅ ロシアとウクライナの状況を見たら、核保有している国ロシアが核保有していないウクライナに攻め込み、好き放題に領土を占拠している。こういう事実を突きつけられると、本当に核保有を否定的にとらえていいのだろうかという気がしてくる。
国防という意味で核を持っているということは、他国の侵略を防げるという抑止力になることは事実である。もちろん核使用を推奨するわけではなく、あくまで強い抑止力を持つという意味である。
そういう意味ではこのウクライナ侵攻が行われている時期に核廃絶をことさらに強調するのは、少しタイミングがずれているように感じてしまう。
✅ ロシアの影響もあるが、過去にここまで核保有に肯定的な世間状態にあるというのに、国民の声を聞くはどこに行ったのか。
やはり広島出身だと核には嫌悪感でもあるのだろうかと思う。
防衛費のために国民に増税を課すというが、対抗できうる力として核はかなり有効だと思う。
勿論世界中に核などあるべきでは無いし、他国の核を放棄させるようなことができるのならばそれはすごいと思うが、このタイミングで核保有しないことを明言するのはやはりどこかズレがあるように思う。