日本人がやりがちな「寿命を削る」2つの悪習慣
記事要約
暴飲暴食や喫煙などの生活習慣が病気の原因というのは、誰もが知っていること。
それ以外に「運動不足」のほうが死者数が多く、約年間5万人もの方が亡くなっているのをご存知でしょうか。
運動不足も、喫煙や飲酒と同じように健康を脅かす問題の1つなのです。
また最近では、“座りすぎ”と死亡リスク増加との関連が研究されている。54カ国の死亡者数の3.8%にあたる43万人弱が、毎日、長時間座って過ごす生活習慣によって死亡しているという研究発表もあります。[※注2]
日本人は「世界一座っている」という調査結果もあるほど、1日の大半を座って過ごしている人が多い国です。
1日9時間以上座っている成人は、7時間未満と比べて糖尿病になる可能性が2.5倍も高くなります。日本の糖尿病にかかる医療費は世界第5位ですが、もしかすると“座りすぎ”と関連しているのかもしれません。[※注4]
“運動不足”や“座りすぎ”といった身近で何気ない毎日の習慣が不調を招く。自粛生活やリモートワーク中、家で座ってばかりの方は、立ち上がってスクワットしましょう。