記事要約
このバンクシーの絵画名は「SHOW ME THE MONET」。
↑はモネの睡蓮
モネの睡蓮をベースに、”買い物用のカート”や”工事現場のコーン”が捨てられる不法投棄の現場が描かれており、環境問題などを風刺しているとみられています。
予想落札価格は日本円で約6億8000万円の予定だったものが、10億円で落札された。
バンクシーの作品を見てみたが、モネの睡蓮に”工事現場のコーンを追加しただけ”というのがパッと一目見た感想。
これって著作権はどうなっているんだろうと思い、”オマージュ”について、またその類語を
調べてみた。
・オマージュ
⇒尊敬する作家や作品に影響を受け、似たような作品を創作する事を指す(バンクシーの本作)
・模倣
⇒ オリジナル作品をそのまま流用したことが誰の目にも明らかであるもの(「盗作」「盗用)
・パロディ
⇒批判・揶揄・風刺を目的に模倣しているもの。新聞の風刺画みたいなもの。
うーん、この3つでいうとオマージュというより、どちらかというとパロディの方が近い感じがする。
ただ、モネの”パロディ”作品だと、10億円はつかないでしょう。
言葉のチョイス次第で印象が大きく変わるいい例。
なお、本記事のヤフコメでは以下の通り(オマージュしてピックアップ)。
<ヤフコメ!ピックアップ>
・風刺の効いたアートは嫌いではないし、世間でウケるのもわかる。
ただ数世代後まで評価されるかは疑問
・モネの絵の方がやっぱり良い。
みんな一定の評価しているけど、諸手広げての評価ではなさそう。。
芸術家はいつの時代もそうかもしれないけど。