ボクシングWBC 異例の新階級
記事要約
少年の名前がついたボクシングの新階級。今後のヘビー級ビッグマッチに影響が出る見込み。
新階級「ブリッジャー級」は、クルーザー級(200ポンド=90.72キロ以下)とヘビー級(体重無制限)の間に新たに設立されたもので、224ポンド(101.6キロ以下)がリミットとなる。ブリッジャーの由来は海外で妹を助けた6歳の少年の名前をとったとのこと。
この階級が発表されたことで、否定的な意見が出ている。
ヘビー級マッチとして行われていたものが、新階級の出現によりビッグマッチが実現しない可能性が出てくるからだ。
現役のヘビー級ボクサーを例に出すと、3団体統一王者のアンソニー・ジョシュア(英国)が108キロ、前WBC王者デオンテイ・ワイルダー(米国)が105キロ(体重はいずれも直近の試合でのもの)であり、新階級まで落とすことが十分可能なのである。
少年の名前がつく新階級、少年の体重に近いミニマム級より下の階級ではなく、重量級で設立することから大人の事情が窺いしれる。
大人の思い描く未来になるか。クルーザー級の二の舞になるか。
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・階級が違えば選手もファンも混乱するだろ
・これ以上、世界チャンピオンを増やさないで欲しい
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