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8、9割が知らない?男性の「更年期障害」[2024.1.25]

8、9割が知らない?男性の「更年期障害」

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✍️記事要約

✅ 8、9割が知らない?男性の「更年期障害」症状で判別困難…長年苦しむケースも 対策は

皆さん「最近、疲れやすくなった」「イライラしやすくなった」などと感じたことはありませんか?もしかすると、それは更年期障害の症状かもしれません。

■女性だけでなく男性にも“更年期にまつわる不調”

更年期障害といえば女性のイメージですが、実は男性にも同様の症状があります。
男性にも更年期にまつわる不調がある事を知っているかと聞いたところ、男性の80~90%が「知らない」と回答しました。しかし、40代以上の6人に1人は、男性更年期障害の可能性があります。

更年期障害の主な症状です。

心の症状は、
●健康感の減少
●不安・イライラ
●眠れない
●集中力、記憶力の低下
●興味や意欲の喪失
●うつ症状
などです。

そして、体の症状は、
●疲労感
●筋力低下
●筋肉痛
●異常発汗、ほてり
●頭痛、めまい、耳鳴り
●頻尿
などです。
そして、男性特有の症状として、性欲の減退などがあります。

この男性更年期障害の原因は、テストステロンの低下です。

テストステロンは主要な男性ホルモンで、主な働きとして、
(1)筋肉や骨を強くする
(2)性機能を正常に保つ
(3)判断力や理解力などの認知能力を高める
などがあります。

■「40~50代の中間管理職に多い」

性ホルモンの分泌量です。
女性の更年期障害は、45歳から55歳前後に女性ホルモンが急激に減少して起こります。一方で、男性の更年期障害は、40代以降いつでも起こる可能性があります。

男性の更年期障害を放置すると、睡眠障害・認知症・心血管疾患・フレイルなどになります。
順天堂大学大学院の堀江主任教授によると、「テストステロンが低い男性は、寿命が短い傾向がある事がわかっている。高血圧・糖尿病・がん・心臓病などのリスクが高くなるので、テストステロンの低下は命にかかわる問題」だということです。

テストステロンの量は、1日の中で変動します。
起床後が高く、就寝時間に向けて徐々に低下します。年代によっても差があり、40代から50代の方が、ほとんどの時間帯で60代よりも低くなっています。

なぜでしょうか。
堀江主任教授によると、「テストステロンが40~50代で低いのは、中間管理職が多く、職場で多大なストレスに見舞われているためと考えられる。職場などの環境によって、テストステロンは増減する」ということです。

■症状で判別困難…長年苦しむケースも

男性の更年期障害は、症状の判別が難しいため、長年苦しむケースもあります。

52歳の男性Aさんは、約10年前に、仕事中、就寝中関係なく動悸がしたり、駅を歩いているときにめまいがしたり、胸の痛み、不眠、発汗、などの症状が出ました。

Aさんは、更年期障害とは思わず、内科、循環器科、心療内科、耳鼻咽喉科など受診しましたが、原因はわかりませんでした。

その後症状が悪化し、おととしの夏に休職しました。

症状が出て9年、Aさん自身で調べていく中で、『男性更年期障害』というワードを初めて知りました。「もしかしたら」ということで、おととし11月、泌尿器科を受診し、男性ホルモンの検査をしたところ、男性更年期障害だと診断されました。

Aさんは、診断後、「やっと治療を受けられるとほっとした。その後、テストステロンを補充する注射などで半年ほど治療を行い、症状が落ち着いてきた」といいます。

堀江主任教授によると、「男性は、閉経のような目安がないため、心身の不調と更年期障害との関連に気づきにくく、長年苦しむケースが多い」ということです。

■セルフチェック!もしかしたら更年期障害?

更年期障害の可能性があるかどうか、セルフチェックができます。全部で9つの項目があります。

9項目のうち、3つ以上該当する場合、男性更年期障害の可能性が考えられます。さらに、仕事に支障が出ている場合は、医療機関の受診をお勧めするということです。

■テストステロンを増加させる方法

男性更年期障害にならないためには、テストステロンが大事です。テストステロンを増加させる4つの方法です。

1つ目『適度な競い合い』
ゴルフやテニスなどのスポーツ、囲碁や将棋といったゲームなど、他人と競い合うことでテストステロンが分泌されます。

2つ目『運動の習慣化』
スクワットなどの筋トレ、階段の上り下りなどの運動を毎日10分くらい継続して行うと、テストステロンは上がります。
姿勢の変化でも、テストステロンは増えます。『1分間 背中を丸めた時』より『1分間 肩甲骨を寄せて姿勢を良くした時』の方が、テストステロンが約18%上昇します。

3つ目『夜更かしをしない』
テストステロンは眠っている間、特に夜中の1~3時頃に多く作られるので、夜更かしせず、睡眠時間を十分とることが大切です。

4つ目『ストレスをためない』
強いストレスがテストステロンの分泌を抑えるので、ストレス解消のため、入浴や30秒~10分程度の瞑想などが有効です。

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 私も10年以上苦しみました。
一番酷かったのが発汗異常と動悸・めまいでした。
何もしていないのに急に汗が噴き出す感じです。
ところ構わず!なのでタオルや着替えは常に持参していました。
動悸もめまいも酷く仕事に支障をきたしたくらいです。そしてそのせいで不眠になり睡眠導入剤を服用しなければならなくなりました。
そして50を過ぎて「更年期障害」が収まったけど、睡眠導入剤を服用しなければ眠れなくなってしまいました。
これが最大の副作用かもしれません。
✅ チェックリストの症状を見ていると、メンタル系の病気とかなり被るから見分けるのはなかなか難しいかも。鬱や自律神経の乱れ、所謂自律神経失調症でもこういう症状は出ると思うから。
こういう症状が出たら、可能性として更年期も頭に入れておいてあとはテストステロン値の値を調べて確定させるしかないってことですかね。
✅ うつ病と似ている所もあるので解りづらいみたいです。
動悸や目眩も不安障害と重なると、出てくる症状なので気づきにくいと聞きます。
自分はうつ病ですけど、性欲は減退します。
違いは、やる気が出なくて動けなくなるのがうつ病です。
運動は、両方とも効果はあります。
家の中での、軽い筋トレだけでも意欲が出てきます。

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