阪神・中田賢一、現役引退へ
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阪神・中田賢一投手(39)が現役引退の意向を固めたことが27日、分かった。移籍2年目の今季は若返りを図るチーム事情もあり、1軍登板がなかった。セ・パ3球団を渡り歩き、日本一とリーグVを6度ずつ経験した優勝請負人が、17年間のプロ生活に区切りをつけた。近日中に発表され、本人が会見する見通し。
中田は2004年のドラフト2巡目で中日入りし、新人イヤーから先発の一角として活躍。相手打者をねじ伏せる剛球で入団当時の落合監督から「暴れ馬」と称された。豊富な練習量に裏打ちされたスタミナも球界随一で、100球を超えてからも150キロの速球を連発するタフネスぶりで首脳陣の信頼を勝ち取った。
中日では3度のリーグ制覇、1度の日本一に貢献。さらに13年オフにFA移籍したソフトバンクでも3度のリーグ制覇、5度の日本一に輝くなど、両球団の黄金時代を支えた。豊富な経験を買われ、19年オフに阪神に無償トレードで加入したが、昨季は3試合の登板で未勝利。今季も2軍では先発を任されたが、昇格機会がなかった。
阪神では満足な数字を残せなかったが、兵庫・鳴尾浜で早朝から汗を流す姿は若手の見本となり、誠実な人柄を慕う関係者も多かった。今後は未定だが、球団の垣根を越えて、必要とされる人材であることは間違いない。
中田だけでなく、来月38歳を迎える岩田の退団も決まった。昨年限りでチームを去った藤川氏(野球評論家)、能見(オリックス)に続き、ベテランが次々と岐路を迎えた。猛虎は先輩投手のレガシーを受け継ぎ、新たな時代を築いていく。
◆中田 賢一(なかた・けんいち)1982年5月11日、福岡・北九州市生まれ。39歳。八幡高から北九州市大を経て、04年ドラフト2巡目で中日入団し、ソフトバンク、阪神と渡り歩いた。通算297試合100勝79敗1セーブ、防御率3・75。181センチ、84キロ。右投右打。夫人はフリーアナウンサーの角野友紀。
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✅ お疲れさまでした。FAも出来て3球団渡り歩けて良い野球人生だったと思います。最後の阪神では殆ど活躍出来なかったけど、中日やソフトバンクではここぞと言う時の活躍は最高でした。今後は、育成できうコーチとして活躍できれば良いですね。人柄も良いので今後は楽しみかな。本当にお疲れ様でした。
✅ 17年間の現役生活お疲れ様でした。中日黄金期を支えた先発投手の一人だと思います。力強いピッチングと誠実な人柄が印象的でした。通算100勝は立派な数字です。第二の人生での活躍も期待しています。