阪神ドラ1・森木投手、高校生で助っ人級ボディー
✍️記事要約
阪神のドラフト1位右腕・森木大智投手(18)=高知高=が助っ人級ボディーであることが12日、判明した。新人8人が球団施設を見学し、体力測定で森木がトップクラスの数字を連発。特に体成分を示す「インボディ」の数値が驚異の101点。守護神で今年退団したスアレスが110点超え、同じドラ1の佐藤輝は近大時代に100点だが、高校生の現在、同等の数値をたたき出した。「予想以上の数値が出たので良かった。素直にうれしいけど、けがしないように可動域も上げていきます」と笑顔だ。
インボディで日本人選手が100を超えるのは珍しく、最速162キロの藤浪でさえ3ケタは未到達。90点に届かないという中野は「外国人選手は100を余裕で超えてくるので、全然体の作りが違う」と驚いていたほどだが、森木は既にそのレベルにいる。
体力測定の全6項目で好成績を残し、仲野トレーナーは「森木は全部ずば抜けていて、能力はすごい」と高評価。中でも跳躍力が特に高く、立ち幅跳びは2メートル97センチ、垂直跳びは69センチと1位を独占した。スポーツ庁の「体力・運動能力調査報告書」によると、立ち幅跳びの18歳男子の平均は2メートル23センチ7ミリとなっている。
メンタルもトップ級だ。高校時代の出場は逃した憧れの甲子園を前に「大きかったですけど、圧倒される感じはなかった。球場で投げているイメージはしてるので」ときっぱり。初対面となった矢野監督からは「阪神のエース、日本を代表する選手になって」と声を掛けられ、「1軍で1年目から勝ち星を挙げます」と言い切った。「スーパー中学生」、「高校BIG3」と称された最速154キロの剛腕。次は「虎のエース」を目指し、まい進する。(森脇 瑠香)
◆インボディ 株式会社「インボディ・ジャパン」が販売している医療・計量器具。体を構成する体成分(筋肉量、脂肪量、基礎代謝など)が過不足なく数値化できる。部位別のバランスなども考慮し、フィットネススコアとして算出。120点満点で80点が基準。筋肉量の多い外国人アスリートらは100点以上をたたき出すこともある。
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
✅ 藤川さんが言っていたが、高校生の時期は身体が成長するためまだまだ大きくなろうとしているのに、この時期に筋肉をつけ過ぎると筋肉と骨のバランスが悪くなりあまり良くないということだった。高卒でプロの世界に入ってあれだけ成功した藤川さんの言葉だけに成程と感じることがある。森木投手も肩甲骨の稼働率などを意識しているようなので大丈夫と思うが、タイガースのトレーナーの皆さんそのあたりのメンテナンスしっかりお願いします。
✅ 正直、ビッグ3では森木が一番上だと私は思っていたので、ドラフト時に入札一位が無かったのは不思議だった。プロからみて、何か欠点があるのかなと、、ただ、やはり身体能力は高いね。よく、MAX150kmとかメディアは取り上げるが、特に先発投手は、平均して回転のいい速球が投げられる事、平均球速が落ちない事が重要。森木は高3時の速球の平均球速が147kmと何かの記事で見た。この身体能力があってなのだと改めて納得。