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「モデルナCEO」が「恐ろしい予言」をしている理由[2021.12.17]

「モデルナCEO」が「恐ろしい予言」をしている理由

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ コロナワクチンの「モデルナCEO」がなぜか「恐ろしい予言」をしているワケ

 
■ モデルナCEOの「恐ろしい予言」

「我々はワクチン市場を完全に破壊することになる」

 2021年7月、とあるアメリカの製薬企業のトップが、Bloombergの取材に対してこう答えた。不穏なその言葉には満ち溢れた自信が宿っているが、それだけではない。

 その3ヵ月前には、彼はこうも語っていたのだ。

 「我々のワクチンは、製薬業界を破壊する可能性がある」

 恐ろしい予言を繰り返す彼の名は、ステファン・バンセル氏。米モデルナのCEOである。

 モデルナと言えば、日本人の半分以上が摂取したコロナワクチンの製薬メーカーである。しかし、あなたが、彼らを単なるワクチン開発の会社と評価しているとしたら、それは大間違いだ。バンセルCEOの不敵な言葉のウラには、まさに従来の製薬業界そのものを破壊しつくす、脅威のポテンシャルがあるのだ。

 筆者はこのほど『モデルナはなぜ3日でワクチンをつくれたのか』を上梓した。

 また、前回の寄稿(『日本人は知らない…モデルナ製「コロナワクチン」をめぐる「驚くべき3日間」の話』・『コロンワクチンの「モデルナ社」、じつは「経営戦略」を見たら"ヤバい内容"ばかりだった…! 』)では、モデルナがたったの3日で新型コロナウイルスのワクチンの設計図を完成させたこと、さらにその秘密が、メッセンジャーRNA(mRNA)の技術やそれを司るプラットフォーム戦略にあることを紹介した。

■ ビッグファーマ・モデルナの「ヤバすぎる秘密」

 筆者はモデルナを、「製薬界のアマゾン」と呼んでいる。まずは、アマゾンが過去20年で何をしたかを思い出してほしい。

 当初はネット上で書籍を売る「本屋」に過ぎなかった彼らは、やがてあらゆるモノを販売するエブリシングストアへと変貌し、「アマゾンエフェクト」と恐怖の対象とされた。

 アマゾンが従来の小売産業を破壊し大展開に導いたように、モデルナもまた製薬業界に同じ作用をもたらそうとしているのだ。

 しかし、そのビジネスモデルは、分厚い内部留保を批判されている日本の大企業にとって、実に魅力的な手法であることをご存知だろうか。

 その秘密は、モデルナのユニークな創業の歴史に隠されている。

 モデルナは、米・マサチューセッツ州ケンブリッジにある製薬企業である。その創業は2010年。まだ10年そこそこの歴史しか持たないモデルナは既に時価総額が1300億ドル(約15兆5000億円)に達しており、ビッグファーマの仲間入りをしている。

 その売上高は、新型コロナワクチンが世界で摂取された2020年、8憶300万ドル(約890億円)に達した。

 現在、CEOは記事の冒頭で自信に満ちた発言をしていたステンファン・バンセル氏が務めているが、実は彼は創業者ではない。彼のCEO着任は創業から約1年後の2011年だ。

■ そのとき「ベンチャーキャピタル」がやっていたこと

コロナワクチンの「モデルナCEO」がなぜか「恐ろしい予言」をしているワケ
モデルナ創業に深く関わった「フラッグシップ・パイオニアリング」のヌーバー・アフェヤンCEO Photo/gettyimages
 バンセルCEOは自身で「モデルナの2人目の社員」と語っている。

 事実上の創業者はハーバード大学で幹細胞を研究し、メッセンジャーRNAで成果をあげたデリック・ロッシ氏と言われているが、じつはそれをバックアップし、モデルナの創業と開発を支えているのはベンチャーキャピタルだったのである。

 その名は「フラッグシップ・パイオニアリング」(FP)という。

 彼らがベンチャーキャピタルとして革新的なところは、自らプロジェクトを生み出し、その進捗段階に応じて資金を投入し続けることである。IPO(株式市場への新規上場)などを経て、十分な成長軌道に乗れば、最終的に株を売却して利益を得るイグジットを完了する。

 実績も十分だ。過去100社以上の企業を設立。IPOさせた企業は24社あり、イグジットは47社に上る。

 日本ではあまり知られていないかもしれないが、じつはモデルナもそんなFPが立ち上げたベンチャー企業なのだ。では、そんな投資家に支えられるモデルナはいま何をしようとしているのか。。後編『コロナワクチン「モデルナ社」、5年後・10年後に「医療・健康・ヘルスケア」をここまで激変させる! 』では、モデルナの衝撃的な経営戦略について詳細にレポートしよう。

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 何処が恐ろしい予言なのか?まあ、この会社、人の為に開発していない事が良く解った。確かにそれは恐ろしい。金目的でたった数日で開発した危ないものを信じられるか?こう言う非人道的会社はいずれ痛い目に遭うだろう。ファイザーの元CEOもこうした非人道的な事を嫌がり、辞めた。彼自身、接種しておらず、家族にも接種させないとの事だ。
世界中の政府、医療機関、製薬会社等々、万間にこれらの戦略にはまったって事だ。そして、その世界的宣伝機関代表がWHOのデトロスだ。
✅ mRNAワクチンやDNAワクチンは遺伝子技術を用いたもの。遺伝子技術は常に倫理観が求められ、適用に当たっては慎重さが必要。他に治療法が無い難病の患者に個別に適用することに意義はあるが、健常者に接種するワクチンにその技術を適用することは、リスクを軽視し過ぎている。遺伝子技術を適用したワクチンは、医薬品として優れているのではなく、短納期・低コストという製造メーカーにとって都合がいいだけのものである。ワクチンと言う医薬品の評価と、企業経営力の評価は別物。医療が、マネーゲームの対象となってはならない。ビルゲイツ(財団)は、数年前からワクチンメーカーに投資をし、既に売り抜け莫大な利益を手にしたと言われている。
✅ インフルエンザワクチンはインフルエンザウイルスをヒヨコになる前の有精卵で繁殖させ、ウイルスだけを抽出し不活化してワクチンにしている。大人一人分のワクチンを作るのに、有精卵が1〜2個使われ、鶏の命を消費して作られる。その代償として卵由来の成分が完全には除去できないので、卵アレルギーや鶏肉の生食で起きるギラン・バレー症候群を副反応として引き起こす。一方でmRNAワクチンは大腸菌にプラスミドという安定分子化させたスパイクタンパク質等の遺伝子情報を入れておくと、大腸菌が増えるときに一緒に増やしてくれるので、それをRNA転写して不純物の除去や滅菌し、脂質ナノ粒子に充填する。脂質ナノ粒子の成分であるPEGのアレルギー反応が起きることはあるが動物性アレルギーはない。製法上、ヴィーガンやベジタリアンの人はインフルエンザワクチンは使えないし、どちらが倫理的に問題があるかは意見が分かれるよ。

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