官製談合疑い 南富良野町長辞職へ
✍️記事要約
上川管内南富良野町が発注した工事をめぐる入札妨害事件で、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕された同町長の池部彰容疑者(72)が町長を辞職する意向を固めたことが16日、分かった。同容疑者の弁護人が明らかにした。弁護人によると、同容疑者は非公表の入札情報を業者に漏らしたことを認めているという。
弁護人によると、池部容疑者は16日夜、勾留先の旭川東署で接見した際、入札情報が入ったCDを業者側に渡したとした上で、「町民に大変申し訳ないと思っている」と話したという。弁護人は池部容疑者の辞職届を預かったといい、17日以降に町議会に届ける方針。
捜査関係者によると、池部容疑者は道警の調べに対し「(非公表の)入札情報を私が業者に伝えた」などと容疑を認めているという。
公選法の規定では、任期途中の町長が辞職を申し出た場合、町議会議長は5日以内に町選挙管理委員会に通知し、選管は通知を受けてから50日以内に町長選を実施するとしている。
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
談合無くすなら、提案書(技術的価格的工夫等)を出させて、官側は企業名が見えない状態で多数の担当者で当選業者選定する電子システムにすりゃ良いのではないでしょうか。
事後に選定担当者を公表しておけば担当者によって業者選定の偏りがあるか監視できると思います。
✅ そもそもなんでもかんでも安い値段付けたところに仕事を発注するというシステムには弊害も多い。
だから役所は、きちんと仕事をする大手にしかるべき対価を支払って発注したい。だが、入札という手前、予め大手が落札するように役所ぐるみで情報を与える。これが官製談合なんだよ。たとえば政府がコロナワクチンを競争入札で発注したらどうなる?
そう考えると「官製談合」というのは必要悪のんだよ。役人や政治家が私腹を肥やす収賄とは違う。ところで、日本のマスコミはホントにバカだと思うのだが、なぜ官製談合防止法と言うの?この法律の正式名称は「入札談合等関与行為の排除及び防止に関する法律」と言って、官製談合などという言葉はどこにも出て来ない。本来なら収賄行為の役人や政治家個人を責めるべきところを官製などという言葉を使って、役所そのものを攻撃したいのか?いずれにしても、言葉のセンスを疑うね。
✅ ぶっちゃけ書くが、やってない自治体はないぞ。国立大学ですらやってるからな。むしろ、やらないとやって行けない入札制度が悪いと言える。わけのわからん業者に入ってほしくないというのもあるし、仕様決めにしても知らない官が決めれるわけない。だから担当者も業者と相談しながら仕様を決めて、他の業者が入らない様に他の業者にはめちゃくちゃ厳しい要件で入札の制限をする。当然仕様を一緒に決めた業者は先んじて準備できるので入札できてしまう。安かろう悪かろうな業者にやらせると後から酷い目にあうから信用したところにしか落札して欲しくない。しかも入札のくせに見積もり出させるのはおかしいのは誰でも分かるだろうが、国はそれをやらせてる。国の方針が悪いし、知ってても見て見ぬ振りして直さない。