宮城・福島で震度6強
✍️記事要約
3月16日午後11時36分ごろ、宮城県と福島県で震度6強の揺れを観測する地震があった。日本航空(JAL/JL、9201)と全日本空輸(ANA/NH)では、現在各空港へ状況を確認しており、判明次第各社のウェブサイトで案内する。羽田空港は滑走路を点検したところ、異常がないことが確認された。
羽田では安全確認後の17日午前0時25分ごろ、JALの上海発JL86便(ボーイング787-9型機、登録記号JA877J)がC滑走路(RWY34R)に着陸。同37分に101番スポットに到着した。乗客を乗せない貨物専用便だった。同59分には、ANAのウィーン行きNH205便(787-9、JA928A)がC滑走路(RWY34R)から離陸した。NH205便も貨物専用便として運航している。
航空自衛隊は百里基地と三沢基地から戦闘機を、海上自衛隊は厚木基地から哨戒機P-1(5530)を、陸上自衛隊は仙台市の霞目駐屯地から映像伝送装置を搭載したヘリコプターを離陸させ、情報収集にあたっている。
JR東日本は、東北新幹線の下り列車やまびこ223号が福島駅と白石蔵王駅間で脱線したことを確認した。乗客にけがはないものの、一部車両が傾いた状態だといい、Twitterには乗客が撮影したとみられる写真が投稿されている。
気象庁によると、震源地は福島県沖牡鹿半島の南南東60km付近で、震源の深さは約60km、地震の規模はマグニチュード7.3と推定される。
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