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「夏ボーナス」もらって辞める?も退社にベストなタイミングとは[2022.5.23]

「夏ボーナス」もらって辞める?も退社にベストなタイミングとは

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ 「夏ボーナス」もらって辞める?もらう前に辞める? 人材コンサルが教える、退社にベストなタイミング

転職を考えている人を常に悩ますのが、ボーナス問題。もらって辞めるか、もらう前に辞めるか。辞める直前にボーナスをもらうのは会社に申し訳ないと感じる人もいれば、そんなの気にしないという人もいる。

新しい仕事が見つかった時が辞め時であり、たまたまそのタイミングがボーナスをもらえないタイミングだっただけという人もいる。

金額的にいくら以上なら辞める前にもらっておきたいのか、いくら以下ならもらわなくても気にならないのか、この金額は個人差があるから一概には言えない。

ただし、何らかの方法で、その境界線となる金額を数値化しておかないことには、転職の損得勘定がわかりづらいままである。ボーナスをもらって辞める人、もらわずに辞める人の具体的事例をあげながら、転職のタイミングを迷ったときの考え方について、人材コンサルタントが考察する。

◆ボーナスをもらわずに辞める人の判断基準は「キャリア優先」

ボーナスは金額が少なければ、もらわなくてもいいと強がることもできるが、基本的にはその金額がいくらであっても、もらえるならばもらっておいて損することはなく、うれしいはずだ。

筆者が転職の現場で聞いた声で多かったのは、ボーナスが30万円以下なら、もらわないで辞めることにそれほど躊躇はないという声である。

ボーナスをもらわずに辞める人は、当然ながらボーナスをもらいたくないわけではなく、魅力的な転職先が見つかるなど、ボーナス以上の報酬が得られると考えて総合的に判断した結果であったということである。実に合理的な判断である。

実際、新年度を迎えた4月から転職市場に求人は増えるものだ。そのころから転職活動を始めれば、早い人はゴールデンウィーク前に内定をもらって、当月中に退職届を出し、5月末で退職する。この場合、6月前ギリギリのところで夏のボーナスが支払われないのだ。

転職先は採用を急いでいることが多く、内定者には少しでも早く入社することを求めてくることが多い。転職活動をした本人にとっては、できれば今の会社の退職を6月末にして、6月中にボーナスをもらってから会社を辞め、新しい会社には7月1日に入社するのが都合はいい。

人材エージェントの中には、求人企業と転職希望者の間に立ちながら、時に自然体で時間稼ぎをするなどして、うまく面接調整を図り、内定が絶妙なタイミングで出るように誘導してくれるような人もいる。

とはいえ、目先のお金以上に本質的に大切なのは新しいキャリアであり、挑戦したい新しい仕事を得ることである。転職を機に給料アップも実現するかもしれず、その場合は失ったボーナスを補填できる場合もある。

転職を機に年収が50万円程度アップすることは珍しくないことから、ボーナスを放棄する人が増える境界線となる金額が30万円前後というのは、それなりに合理的な数字ではないだろうか。

転職にはタイミング次第で運・不運があるものだ。ボーナスをもらえるかもらえないか、それもひとつの運かもしれない。タイミングが合わないなど、運が悪い時もあるわけで、その時は諦めて新しいキャリアを取るのが正解だと考えていい。

もし、もらえる予定のボーナスを放棄して転職をしなければならない場合、想定されたボーナス相当分を新しい会社が入社時に特別ボーナスとして補填してくれることもある。

ただ、そのようなことをしてまで採用したいと相手に思わせるだけの実力や実績がある人の採用(競合先の即戦力人材など、外資系企業の中途採用で稀に見られる)に限られた話であり、多くの若手社員の採用では、このようなことは滅多に起きないだろう。

◆ボーナスをもらい、かつ円満退社したい人は

夏のボーナスをもらうことを決断しつつ転職活動を続けていった場合、次に気になるタイミングは夏のお盆休みである。特にメーカーでは、工場をまとまった期間閉鎖するのが効率的であるため、8月中旬に長期休暇を設けている。

6月のボーナスをもらったあと即退社した、という印象にならないよう退職届を出すとなれば、7月後半のタイミングを想定する人が多いはずだ。つまり7月末までに退職届を出せば、1カ月後の8月末に退職できることになる。

しかし、実際人材紹介会社では、7月、8月は売り上げが下がり、9月になって売り上げが大きくアップするパターンが多い。

特にお盆休みに会社が一斉閉鎖されるメーカーでは、夏季休暇を終えて多くの社員が会社に戻った直後に会社を辞めることは目立つ場合があり、このタイミングの退職は避けられることが多いのである。

そのようなことは気にしないという人もいるだろうが、同業他社への転職など、今後も付き合いがありそうだという退職の場合は円満退社しておくほうが無難であろう。一般的にも、7月末に退職届を出し、長期休暇明けの8月末に退職する人は、他の月に比べて少ないはずだ。

よって、5月末の退職を逃した人の、次のタイミングは9月末であることが多い。会社には1年に2回の大きな部署異動の時期があり、それが4月と10月であるからだ。このような人の多くは、8月中に退職を切り出している。
◆自分の心に負担がかかりにくい、退職を切り出すのにベストなタイミング

退職を切り出すのにも、実は理想的なタイミングがある。最後にそのことにも触れておきたい。

多くの会社で見られる「お盆休み」「夏季休暇」に入る前の最終日、この日が退職届を出すベストのタイミングといえる。ちなみに、夏だけでなく、ゴールデンウィークや年末年始のような長期休暇に入る直前も、同じ理由で退職を切り出すのに適したタイミングである。

その理由は、次の日から長期間の休みに入るからに他ならない。時と場合、そして人にもよるが、一般的には退職届を受け取る立場の上司というものはショックを覚えるものである。部下を慰留し、中にはなぜ辞めるのかと部下を叱責する上司もいる。

ただ、その場合でも、次の日から長期休暇に入るならば、慰留や叱責もその日だけで、次の日に持ち越されることはない。

以上のことから、退職届を出す「時間帯」も大切であることがわかるだろう。朝一番に提出しないことが大切である。退職届は、就業時間が終了する間際に出すのがいい。

もちろん社員の退職が想定外であればあるほど現場は混乱し、残される社員は影響を受けることから、辞める社員に対して恨み言の一つも言いたくなる気持ちはわかる。しかし、会社が慰留する理由はあくまでも会社都合であるし、まして上司が叱責するなど、お門違いなことではある。

社風は会社によって違うため、これらのことがある程度当てはまる会社もあれば、全く自分の会社には当てはまらないという場合もあることだろう。

ボーナスをもらった直後に辞める社員がいることに対してなどは、ネガティブな意見もあるだろうが、ある程度の人材の流動化があることは会社にとって健全かつ自然なことであるから、職場では、人の出入りに対しては「どんな時も常に備えておく」ことが大切なのである。

対人関係は退職後も大切であるし、辞めるとはいえ、それまで世話になった期間もあるので、できるだけ会社に迷惑をかけないタイミングを模索してほしいが、社員個人にもいろいろな事情があろう。転職のタイミングを迷っている人は、上記を参考にしてみてはいかがだろうか。

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 社会人として言っていいかい?。
ボーナスもらって辞めることに何で罪悪感が必要なの?

理由を説明しよう。社会人なら皆知っておいてほしい常識だからだ。
そもそも、賞与というのは「給与の一部」とみなされる。これは労務上の取り扱いがそうなの。

日本では特に賞与は定期的に支給される性質であるから、給与の一部として取り扱われる。米国など海外のように特段の業績が上がったため、臨時で不定期に支給するものではないです。

そのため、6月のボーナスは大抵前年度の9月から会計年度末までの業務から生じた額を支給するべきである。ただし、支給規定が各社あって、各社ごとに違います。賞与支給日に会社に在籍していたら支給するとかいろいろあるわけ。

だから、当然、額面は別として賞与をもらって辞めることに問題はないわけ。
給与の一部というのが法的な解釈だからです。
✅ 採用していただいた会社をあまりにも簡単に早く潔く辞めるべきではない。だけど、考える必要はある。継続したいか否かは、周囲から自分に対する評価、仕事に携わる中で自分の感触、これらを参考にする。重要なのは、その職種が自分に合っているか否か正確に認識をもつこと。できるかできないか。できているかできていないか。今はできていなくてもこれからできるようになるか。なぜその会社、職種を選んだのか。指摘される場面があまりにも多い、あまりにも多く怒られるというは、その職種、職場には合わない要素があるということ。ハラスメントが起きるのは、個人の問題だけではなく、実際は、会社に問題がある。俺も合わない上司と嫌な思いしてきたから、気持ち分かる!
✅ いま、面白い会社にいます。
一般職の頃は、働いた分も出て比較的に安定していました。
同じ会社の総合職に昇格しました。
固定給は微増しましたが、みなし残業が発生し、残業代がほぼつかなくなりました。当然、年収も結構下がりました。
転職し、魅力的な仕事内容で給与も良い会社に出会いました。
6月まで残れば賞与もらえるのでは?と転職先も言ってくれましたが、微々たる金額なので、今すぐ働きたいと伝え、6月に入社します。
記事の内容はわりと合ってるなと、私は感じました。

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