ジョコは依然接種拒否 全米欠場か
✍️記事要約
男子テニスのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)が25日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種を断固拒否する姿勢を改めて示し、今季の四大大会(グランドスラム)最終戦となる全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)欠場もやむを得ないとの考えを明かした。
ジョコビッチはコロナワクチンに対して一貫した、しかし物議を醸す姿勢を取っており、それが原因で1月にはオーストラリアから国外追放の処分を受け、10回目の優勝が懸かる全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)に出場できなかった。
米当局が、入国者全員にワクチン接種を求めるルールを緩和する気配はなく、そのため35歳のジョコビッチも、27日に開幕するウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)が今季最後のグランドスラムになるだろうと認めている。
ワクチン接種に対して完全に心を閉ざしているのかという質問に対して、ジョコビッチは明確に「イエス」と答えた。
2011年と2015年、2018年に全米オープンを制しているジョコビッチだが、米国には渡航できず、今年はすでにBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2022)とマイアミ・オープン(Miami Open 2022)を欠場している。しかしその分、7回目の優勝を目指すウィンブルドンに懸ける思いは強い。
ジョコビッチは「現時点で、今の状況下では米国へ入ることを許されていない。それが、ここでいい結果を出したいというさらなるモチベーションになっている。できれば非常にいい大会を過ごしたい」と話し、「米国にはぜひ行きたいが、今の時点でそれはできない。自分にできることは多くない」と続けた。
「ワクチン未接種の人間の入国が認められるかは、米政府の判断次第だ」 ◇ ◇ ◇
☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
現時点でも出場できる大会の方が多いですし、入国や出場にワクチン接種必須という条件は減っていくはずです
ジョコビッチはグルテンアレルギーの経験から身体に入れる科学的な物質は最低限にしたいはずですし、それに伴う不利益も受け入れているので、少なくとも間違った行動だとは思いません
元々大本命ですが、ウインブルドンだけに集中して挑むとなると優勝に気迫溢れるプレーが見れそうで楽しみです
✅ ジョコビッチは接種する/しないを選択する自由がある。
米国は接種の有無によって入国の条件を変える自由がある。
シンプルに考えたら何も問題はない。
個人的にはジョコビッチが全米で観られないのは寂しいが、これだけプロ意識が高い選手が決めた決断は尊重したい。若い頃は試合中に失神して専門医にグルテンアレルギーと診断されたこと、今も大会中であっても自分で料理することもあると著書に書いてあった。同時に全豪に出られなかった後のインタビューで私は反ワクチン派ではないと明言をしている。いい加減な憶測でワクチン反対を唱える人々と一緒にはしないでほしい。
✅ 「大会のルール」って勘違いしているコメ主が多いが、大会が決めたルールではなく、18歳以上でワクチン未接種は入国できないというアメリカが決めたルールであって、ジョコもその例外ではないというだけ。
それともジョコが全米に出るために特例で入国を認めろってことをバイデンに言いたいのだろうか?
またワクチンを受けないジョコに対してプロ意識がないとのコメントもあるが、ジョコほどプロ意識が強い選手はいない。
そもそもプロ意識がなければこれだけの成績残せるはずもないだろう。