露ミサイルがポーランド着弾 報道
✍️記事要約
ポーランドのモラウィエツキ首相は、臨時の国家安全保障会議を招集した。一部メディアは、ロシアのロケット弾がポーランドに着弾し、2人が死亡したと報じた。
ポーランド政府のミュラー報道官はツイッターで、「未確認情報」とした上で、会議招集の正確な理由については説明を避けた。
AP通信は、ロシアのミサイル2発が北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるポーランドに着弾し、2人が死亡したと報道。米情報当局の高官の話として名前を明かさずに伝えた。またポーランドのラジオ局Zetも国内でのミサイル着弾について報道。ウクライナとの国境から約4マイル(約6キロメートル)の地点にロケット弾が落下したと伝えた。
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
西側諸国の経済制裁によりロシア経済はすでに疲弊しきっており、戦線をさらに拡大させる資金面での余力は残っていないとみられる。最終的にウクライナへの軍事侵攻を無条件で停止せざるを得なくなるのではないか。
✅ ポーランドに着弾したミサイルには2つ可能性があります。
・ロシアの巡航ミサイル
・ウクライナの地対空ミサイル
どちらの場合でも不具合による事故でしょう。どちらのミサイルなのかで対応が大きく変わって来るので、事故調査でミサイルの種類が判明するまで断定は避けた方がよいと思われます。
またこの記事でのロケット弾とはミサイルのことです。ウクライナ語やロシア語ではミサイルとロケットを区別せずに一纏めにラケータ(ロケット)と呼ぶからです。ポーランド語でも近い感じでミサイルの意味のポチスク・ラキェトヴェという言葉にはラキェタ(ロケット)が入っています。日本語に訳す際ににそのままロケットとなってしまう場合はよくあります。
✅ 誤爆だったとしても、軍による攻撃で死者が出てしまった以上は報復ゼロでは済まされないだろうな。国民感情は無視出来ないし、同じく軍を抱える国としての威もある。参戦表明にまではなかなか至らないだろうが、再発を考えて国境付近に応対できる軍を集中させるはずだし、付近の一部住民の間では戦争ムードが高まるかもしれない。ロシアは外部に対しては誤爆を認め、責任者を処断するくらいの対応が必要だと思うが、国内に対してそれは出来ないだろう。ロシアは戦況も悪化しているようだし、開戦以降、最も難しい局面を迎えたのかもしれない。