ザポリージャ原発で爆発、砲撃か［2022.11.21］

✅ ウクライナにある欧州最大のザポロジエ原子力発電所が再び砲撃にさらされた。誰が砲撃したのか。情報が錯綜している。ロシアとウクライナは再び、相手が攻撃したと互いに非難している。ロシアの国営タス通信は、同原発を管理するロシア国営の原子力企業「ロスエネルゴアトム」を引用し、ウクライナ軍が同原発を砲撃したと報じた。ロシア国防省は、砲撃はウクライナ軍が支配するドニプロ近くのマルガネツの町の地域から行われたと主張した。一方、ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトムは、ロシア軍が12回以上にわたって砲撃を行ったと非難した。

同原発は現在、ウクライナの従業員によって運営されているが、ロシア軍の管理下にある。

国際原子力機関 (IAEA) のラファエル・マリアーノ・グロッシー事務局長は声明で、「この背後にいる者が誰であろうと、すぐに止めなければならない」と述べた。
✅ 自民党も立憲民主党もそうだが、元首相の方々がたかが外れたように自由な発言をなさる。日本が西側に傾きすぎるのは、危険というのはそうかもしれないが、だからといって、ロシア政府が今、たくさんのウクライナ人を殺し、残虐の限りを尽くしているのは事実であり、そんな中でウクライナの大統領を責めてプーチン大統領をかばうような発言をするのは、配慮がなさすぎる。
日本政府の見解ではないが、やはり元首相の方々は政界を引退するのが筋なのだと思う。年齢で線引きするよりも重要なことではないか。麻生太郎副総理が外交に横槍を入れるように、元老政治がまかり通って、日本の政府や野党第一党の見解が2つ、3つに分かれるように見えるのは、国益に反するだろう。
もちろん、個々の議員にそれぞれ意見はあろうし、自分の意見を持っていけないわけではないが、元首相が公的に発言するのは影響力が大きすぎると言うことだ。
ロシアの蛮行は許されない。
✅ この報道をTVで見なかったことに、激しい違和感を感じました。
日本も支援撤収組にまわろうとしているのかも知れません。日本国内の防衛力強化の世論が整えば、それで良しということなら、酷いご都合主義だと思います。
このままでは、プーチンがほくそ笑むだけで、日本の安全保障は危機的になるでしょう。台湾の武力併合も、現実味を帯びることになると思います。
プーチン・ロシアに居直り得をさせないという基本方針を貫かなければ、世界は一層不安定になり、経済力を失っている日本は、その荒波に耐えられないかも知れません。
イギリスは、ウクライナへの追加支援を約束しました。少なくとも、和平を追求するなら、ウクライナのＮATO加盟と引き換えにしなければ、意味がないと思います。