Yahooニュース

2類見直し「段階的移行を」専門家[2023.1.12]

2類見直し「段階的移行を」専門家

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ 2類見直し「段階的移行を」 新型コロナ、専門家見解公表 厚労省助言組織

新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」の会合が11日開かれ、新型コロナの感染症法上の位置付け見直しに関する専門家の見解が示された。  

現在の「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に変更するなどした場合、治療費の在り方や医療提供体制の確保などについて「必要な準備を進めながら段階的に移行すべきだ」とした。

 見解は座長の脇田隆字・国立感染症研究所長ら専門家がまとめ、5類に変更した場合の課題を指摘。感染症法上に基づく入院勧告や、患者と濃厚接触者の行動制限がなくなることなどを挙げ、感染拡大時の適正な医療提供体制の確保は今後も重要課題とした。その上で、「新型コロナのリスクと対策について、市民が納得感を得られる施策を行うこと」が必要と提案した。 

 ◇   ◇   ◇

☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 財政の視点でみれば、できるだけ早い段階で5類に移行したほうがいいのではないか。 
 2類相当になっていたこれまではコロナ関連の医療費(検査や治療費、ワクチン接種)の大半が(国民の税金を原資とする)公費によって賄われていた。2021年度はワクチン接種事業だけでも2兆3千億円余が投入されている。
 このため日本の国家財政は非常に厳しくなっており、いつまでも公費負担を続ければ、いずれは増税というかたちで国民に跳ね返ってくる可能性が高い。
 ワクチン接種については、公費の補助がなくなれば1回につき9600円の費用がかかるとみられるが、現在はそれだけの費用をかけても接種を希望する人と、無料でも接種を希望しない人で二極化が鮮明になっている。そうであれば5類にして公費負担をなくしたほうが予算の無駄遣いの解消につながるのではないか。
✅ 新型コロナ病床を担当している医師の目線ですが、大々的に「5類感染症」に変更したところで、入院を請け負う医療機関のキャパシティが増えるわけではないと思っています。総合病院クラスの医療機関は、ほとんどがすでに新型コロナを診療しています。院内クラスターが出ても、自院で診ています。入院を要する患者数は、基本的に感染者数総数で決まりますので、救急医療と病床確保の逼迫に直面している総合病院にとっては、あまり影響がないかもしれません。また、感染者が増加した際に行政による入院調整が行われなくなると、かえって「入口」で目詰まりを起こすリスクを想定しておく必要があります。一気にダウングレードするよりも、うまく引き算していただきたいと感じています。
✅ 倉原医師と同じく1波から現場で指揮をとってきた。これだけの感染者の数なのでどこでもあるいはどのような専門性でもコロナをみてもらえればそれに越したことはない。しかしみていない医療機関は2類相当だからみれない、みないのではない。まだみないところは感染力が高く、クラスターが起きることを恐れている理由が現在は大きい。例えば日本の大部屋病床は1人感染者が出ると同室者や関わるスタッフもかなり感染してしまう。そうなると病棟閉鎖になり全て空床になればコロナ以外の専門医療の提供が滞り病院経営的な打撃も大きい。インフルエンザとは比較にならない感染力でクラスターに苦しんでいるのだ。5類相当になったらウイルスの感染力が下がるというわけではない上に、治療や空床確保の補助や行政の入院調整などが無くなる恐れもあるため、それで簡単に解決とはならないのだ。これを機に大部屋というものの見直しが進めば感染対策の上ではありがたい

-Yahooニュース
-, ,

© 2024 News HACK By Powered by AFFINGER5