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Jアラート 与野党から苦言相次ぐ[2023.4.14]

Jアラート 与野党から苦言相次ぐ

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ 与野党、Jアラートの運用に苦言 立民「信頼得られる発信を」

与野党では13日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けた政府の全国瞬時警報システム(Jアラート)の運用に対する苦言が相次いだ。自民党の萩生田光一政調会長は党会合で「混乱が見られた。国家の安全に関わる」と述べ、改善を要求した。立憲民主党の泉健太代表は党会合で「国民の信頼が得られる情報発信を求める」とくぎを刺した。

自民の安全保障調査会長の小野寺五典元防衛相は党会合で「本当にわが国の領土に落ちるような弾道の軌跡だったかどうかも含め、検証してほしい」と要望した。

 立民の安住淳国対委員長は別の党会合で「正確性がないと、国民への影響が大きい」と指摘。確実性が乏しい発信を繰り返せば、信用を失って「おおかみ少年」の状況に陥るとの認識を示した。

 日本維新の会の馬場伸幸代表は記者会見で「日本の情報収集能力は、まだまだ子どものレベルだ。全てを点検し、必要なことを前に進めるべきだ」と対策を求めた。

 共産党の志位和夫委員長は、松野博一官房長官が会見で政府対応に関し「判断は適切だった」と述べたことを批判した。

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ Jアラートに問題があるのではなく、安保理決議に違反して弾道ミサイルを撃つ北朝鮮に全ての責任がある。今回はおそらくミサイルが空中爆発したことがJアラート訂正の理由。Jアラートはいわば空襲警報。空襲警報に文句を言うべきではない。
✅ 昔から危機管理の要諦(ようてい)は「大きく構えて小さく収める」と言われている。つまり、危機管理では後手に回って被害を大きくするよりも、先に対策を大きく構えることが重要とのこと。Jアラートの発令が遅れたり、対象範囲が狭すぎたりするよりも、ミサイルの弾道軌道が完全に予測できないうちはスピードを優先して大きく構えたほうが良いだろう。もちろんJアラートの運用精度を高めることは必要だが、今の段階では万が一の最悪事態が発生するより、やり過ぎで後に批判される方がまだ良い。
✅ すでにJアラート設備費で約100億円の予算が使われている。精度を高めようとすればさらに費用が膨らむが、コストに見合うパフォーマンスが実現するかどうかは不透明だ。
 それよりも北朝鮮によるミサイル発射を抑止するほうが先決であり、具体的には、北朝鮮に対する国連の制裁を強化すべきではないか。
 日本が国連のPKO予算に拠出する分担金は年間約5.2億ドル(690億円)に及ぶ。にもかかわらず、現状では国連の安全保障理事会で北朝鮮に対する制裁を強化する決議案を採決しても、常任理事国の中国とロシアが拒否権を行使するため必ず否決されてしまう。
 安全保障理事会で、ある常任理事国が 拒否権を発動しても、残りの常任理事国・非常任理事国が賛成すれば、議案が可決できるなど常任理事国の拒否権の投票力を弱める仕組みに変えないと、安全保障理事会は機能不全に陥ったままで、日本の拠出金もドブに捨てているようなものだ。

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