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ゼロで死にたい男が説く「老後資金」は必要ない4つの理由ん(海外)[2023.5.7]

ゼロで死にたい男が説く「老後資金」は必要ない4つの理由

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✍️記事要約

✅ ゼロで死にたい男が説く、想像以上に「老後資金」は必要ない4つの理由(海外)

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』の著者、ビル・パーキンス氏は、死ぬまでに全財産を使い切りたいと著書に記している。

貯めたお金をほとんど使っていない人の多い現実に、大半の人が老後に備え必要以上に貯金をしているとパーキンス氏は考える。

2. 最悪の場合の高額医療費は、貯金でカバーしきれない

医療費は退職後の出費の中で高額なもののひとつであり、老後の資金としてお金を貯めていた人にとって想定外の大きな痛手となる場合が多い。しかし、それは心配しても仕方がないとパーキンス氏は言う。

数百万ドル(数億円)以上かかるガン治療や、父親の入院費に1泊5万ドル(約680万円)かかったことなどを例に挙げ、「はっきり言って、高額の医療費を貯金でカバーできる人なんてほとんどいない」と彼は断言する。

メディケア(米国の公的医療保険制度)やその補足的な保障制度のおかげで医療費は以前よりは安くなったものの、最悪の事態に備えて貯金することなど不可能だ。「無保険の医療費は非常に高額なので、大半の人にとっては貯金があろうとなかろうと変わらない」と彼は主張する。

結局、医療にかけるお金は若いうちに使ったほうが良いとパーキンス氏は考える。

「医療費は歳をとってコスパが悪くなってから使うよりも、先手を取って(健康維持や病気の予防のために)使う方がよほど賢い」
3. 老後に出費を減らすのは意外と簡単

退職後は、生活費の減少に伴い出費も自然と減っていく傾向があり、浪費に悩む退職者はあまりいない。

「世帯収入と支出の比率の中央値は、ほぼ1:1。つまり、支出は収入と平行して推移していく」と、パーキンス氏は指摘する。

医療費など出費が増える項目があるにもかかわらず、それ以外の項目の出費は減っていく。パーキンス氏が著書で言及した2017年の個人消費の調査によると、55~64歳の世帯平均支出は6万4000ドル(約870万円)だったのに対し、65~74歳は5万5000ドル(約750万円)、75歳以上の世帯平均支出は4万2000ドル(約570万円)と減少していた。

「医療費の出費が増えているのに全体的な支出が減ったのは、衣料品や娯楽など、その他の出費が大きく減ったからだ」
4. 大半の人は貯金の一部しか使わない

「大半の人は貯めたお金のほんの一部しか使わない」という事実を、パーキンス氏は著書の中で繰り返し指摘している。

それを証明するため、退職予算のデータを幅広く集めた彼は、「退職直前に50万ドル(約6800万円)以上貯金があった人は、退職してから20年後あるいは亡くなるまでに、中央値でその11.5%しか使わなかった」と記している。

さらに、貯蓄の少ない人に関しても「退職前の貯金が20万ドル(約2700万円)以下だった人は、退職から18年経ってもその4分の1しか使っていない」と、同じ傾向が見られた。

本質的には、必要以上に貯金することは悪いことではないが、生きているうちにやりたいことを我慢してまで節約する必要はない。

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 米国は国債やMMFなどで、リスクを冒さず、物価上昇+1%程度で資産運用ができるが、日本は物価が安定的に2%を上回っても、賃金の上昇を伴いかぎり異次元の金融緩和を続けると日銀がいっている。
これだと、物価がいくら上がっても、金融緩和をやめないと言ってるに等しい。
米国ではそうだが、日本では想像以上に老後資産は必要になると思っているが、計画的に使うことは重要だと思う。
✅ 40代だけど、年々欲しいもの減ってくよね。案外この人の言う通りで、お金に対してビビりな人って、きっとお金に困る事はないような気がしてきている。自分も、時計とか靴とか車とか買ったけど、買うと「買ってしまった、これからちゃんと貯金しないと」と思う方なので、買ったモノは大事に長く使うし、その値段分以上の貯金が出来ていっているような気がする。最近では、旅行とか人との会食など、形にならない思い出になる事にお金を使うようにしている。モノが増えても管理や破棄が大変だし
✅ 同感です。ファイナンシャルアドバイザーが言ってましたけど、老後として溜めてきたお金が使えない人がいっぱいいるって。そういう人は長年倹約していたので、お金を使う楽しみということを身につけていないため、突然お金を使って楽しみなさいと言われても、お金を使って何かをすることを楽しいと思わないそうですよ。お金って年いくとなかなか使えないものなのです。やはり若い時からお金を使って色々経験楽しむという習慣を身につけることも大切です。今を大切にせず貯金にせっせと励むでいる人は、いつの時代でも人生において損をしていると気づかないようです。

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