オリラジ中田に同調したホリエモンが認める“圧倒的に松本以上の芸人”
✍️記事要約
オリエンタルラジオ・中田敦彦がYouTubeチャンネルに投稿した動画《【松本人志氏への提言】審査員という権力》の余波が収まらない。
5月29日に公開された動画内で、ダウンタウン松本人志が大会アンバサダーを務めた『THE SECOND~漫才トーナメント~』(フジテレビ系)に触れ、【みんなの代わりに言っちゃおうかな。審査員、ちょっと何個かやめてもらえないですか】などと、“松本批判”とも取れるトークを展開した中田。
さらに『霜降り明星』粗品の名前を出して“ダシに使った”ことで、相方・せいやが《真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな 中田》とツイッターで応戦。逆に中田の芸風を批判してみせた。
「中でも批判されたのが、動画終盤の“中田で笑うのって結構知性いる”との発言。ロシア出身の小説家のフョードル・ドストエフスキーに例えて、まるで“中田敦彦の笑いは庶民に理解できない高尚な笑い”とでもするような物言い。
さすがにマズイと思ったのか、後に当該部分は削除されたものの、“松本人志を中心に回っているお笑い界”に違和感を覚えての発言だったのでしょう」(ワイドショー・芸能担当ディレクター)
かくして各方面から賛否が飛び交う大騒動になったのだが、これに乗じてきたのがホリエモンこと堀江貴文氏だ。ツイッター上で他のユーザーと《お笑いの世界って「真っ直ぐ」勝負とかそんなんあるんだな笑》などと、せいや発言を議論した上で、
■ 松本のお笑いや映画はおもしろくない
《お笑いの話に言及すると境界知能みたいなのがワラワラと湧いてきて興味深い。おそらくM-1とかはその辺の人たちをターゲットにしてるんだよな。だから俺全然笑えないもん。》
《はぁ、、、松本さんの番組出てMC力は凄いと思いましたが、私も彼のお笑いとか映画とか面白いと思ったことはないんですが、それは深くない考察なんですかね?》
お笑い賞レースの最高峰ともされる『M-1グランプリ』や、長年にわたって審査員を務めている松本にも言及。“あらためて”「松本人志はおもしろくない」と、中田に同調する姿勢を見せた堀江氏だった。
では、“時代の風雲児”とも称される堀江氏が「おもしろい」と認めるお笑い芸人とは誰なのだろうか。
気になる答えは2022年9月に投稿された、『幻冬舎』編集者の箕輪厚介氏によるYouTubeチャンネル『サウナノフタリ』の動画内で明かされていた。
箕輪氏との質問トークで、“好きなM-1王者は誰か”を聞かれた堀江氏は《M-1っておもしろいと思ったことがない》とキッパリ答えつつ、さらに、
■ 堀江が認める“松本以上の芸人”
《ダウンタウンの松本さんとかの笑いが、俺、たぶんいちばんつまんないと思ってる派。何がおもしろいのかさっぱりわかんない》
ここでも「松本人志はおもしろくない」とブレていなかった堀江氏。一方で、見るたびに笑ってしまうというのが、スピードワゴン・井戸田潤が扮するネタキャラ《圧倒的にハンバーグ師匠》なのだという。
つまり堀江氏の中では「松本人志よりもハンバーグ師匠が上」のようだ。
また2023年4月にも、英国のオーディション番組『ブリテンズ・ゴッド・タレント』を沸かせて話題になったピン芸人・とにかく明るい安村に触れて、《小島よしおとハンバーグ師匠は是非言って欲しい》(原文ママ)と海外進出を促すツイートをしている。
どうやら“時代の風雲児”好みのおもしろい芸人はハンバーグ師匠、小島よしお、そして安村の3人。ちなみに回答を聞いた箕輪氏から《お笑い偏差値20とかじゃないですか!?》と、自分のチョイスを笑われて少々ムッとしていた堀江氏。
お笑いの好み、感覚は人それぞれ、むやみに「おもしろい・おもしろくない」を提言しない方がよさそうで。