日本のGDP 来年4位転落とIMF予測
✍️記事要約
国際通貨基金(IMF)は23日までに、2023年の日本の名目国内総生産(GDP)がドルベースで世界3位から4位に転落し、ドイツに逆転されるとの見通しを示した。円安によりドル換算で目減りしたほか、物価変動が影響する名目GDPのため、日本よりも高いドイツの物価上昇率が反映されたとみられる。
GDPは為替の影響が大きく、実際の順位は年末までの為替動向に左右される。ただ日本は低成長が長期化している。経済規模は国際的な発言力につながっており、逆転されると日本の存在感が一段と低下しそうだ。
IMFが公表した経済見通しによると、23年の日本の名目GDPは約4兆2308億ドル(約634兆円)で前年比0.2%減。一方ドイツは8.4%増の約4兆4298億ドルとなる。
日銀によると、東京外国為替市場のドル円相場は22年平均の1ドル=131円台半ばに対し、足元では150円前後と大幅に円安が進行。一方、対ドルのユーロ相場は円相場ほど変動していない。
◇ ◇ ◇
☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
✅ ドイツだけでなく、インドにもまもなく抜かれ、あれよあれよと10年後にはベスト10から姿を消すだろう。その内なぜ日本は世界有数の先進国でいられたのかと不思議に思われるに違いない。トヨタ以外世界的な競争力のある企業はなく、ものづくりなど壊滅的な状況だ。岸田政権が最後のG7参加国となるかも知れない。
✅ 1990年代半ばに中学生でした。
地理の教科書の巻末に各国のデータが載っていたが、日本のGDP(当時はGNP)は世界第2位。
一人当たりでは第3位で3万9000ドルでした。
アメリカとドイツが2万7000ドル、フランスが2万4000ドル、イギリスは2万1000ドル、先進主要国ではナンバー1でした。
バブル崩壊後円高が進み1ドル100円前後でした。
日経平均が最高を記録したのは1989年12月ですが株価や地価が暴落しても賃金は下がらずまだまだ経済力は十分ありました。
むしろ購買力で言うと為替レートの関係もあって90年代半ばが一番強かったと思います。
日本衰退論と言うのは1997、8年頃には出ており、実際その通りになってる訳です。
1987年頃は真逆で「21世紀は日本の時代」と言われたものです。
振り返ると日本の絶頂期と言うのは80年代後半~90年代後半の正味10年位でしたね。