週2-3回筋トレで健康 国が推奨へ
✍️記事要約
成人は1日60分以上の歩行、筋トレは週2~3回――。厚生労働省の専門家検討会は27日、健康づくりのために推奨される身体活動・運動の目安となるガイド案をまとめた。改訂は10年ぶり。
身体活動や運動量が多い人は少ない人と比べ、循環器病やがん、うつ病、認知症などの発症・罹患(りかん)リスクが低いことが報告されている。
ガイド案は、科学的根拠をもとに子ども(18歳未満)、成人(18歳以上)、高齢者に分け、推奨する具体的な内容を示した。個人差もあるため、強度や量を調整し、できることから取り組むよう求めている。
歩行やそれと同じ程度の活動について、成人は「1日60分(1日約8千歩)以上」、高齢者は「1日40分(1日約6千歩)以上」を推奨する。歩行以外には、卓球やテニス、水泳などの様々なスポーツのほか、階段の昇降や風呂掃除といった日常生活の動きも例示した。
腕立て伏せやスクワット、マシンなど一定の負荷のかかる筋力トレーニングは、成人、高齢者ともに「週2~3回」を推奨。高齢者は、ダンスやラジオ体操、ヨガなども含め、安全に配慮し転倒などに注意する。
筋トレの実施により、死亡や心血管疾患、がん、糖尿病などのリスクが、10~17%低くなるとの報告もある。
子どもは、国内でのデータが乏しいため、少し息があがる程度の活動を「1日60分以上」や、有酸素運動など強めの活動を「週3日以上」とする世界保健機関(WHO)のガイドラインの推奨内容を参考として示した。
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
WHO(世界保健機関)の推奨では、成人は毎週150分から300分の適度な運動、または75分から150分の高強度の運動を行うべきとしています。2022年に米国の心臓協会が発表した研究によれば、推奨されるメニューをやっている場合、運動をしない人に比べ、早期死亡のリスクを25%減らす可能性があるとしています。
では、推奨メニュー以上の負荷をかけるとどうなるでしょうか。WHOが推奨するメニューの2倍から4倍を実行している人は、推奨メニューだけの人と比較して、早期死亡のリスクをさらに2%から13%減少させる効果があるとしています。
✅ 仕事といかに両立するかが問われる。長距離の通勤をしつつ、激務をこなしつつ、家事・育児と両立しつつ、運動をするのは大変だ。「ついついサボってしまう」というが、そもそも時間などないのだ。
企業の福利厚生では、ジムの補助などは以前からあるが、一部の企業が行っているとおり、企業内にジムを設ける、運動する場を設けるなどの取り組みが今後、増えるだろう。
たとえば、住友生命は東京にミッドタウン八重洲の拠点において、オフィス内でウォーキングができるような環境を整えた。このように、企業が従業員に対して運動できる環境は今後、盛り上がりをみせるだろう。
一方、健康に関する対策は個々人により異なる。最適な運動方法と量だ。さらに、正しい筋トレには知識が必要である。福利厚生で、パーソナルトレーニングの補助などが今後、流行るのではないか。肉体改造とまでいかなくても、運動、さらには健康には知識が必要だ。
✅ 健康を考えるのなら
運動を推奨するよりも
今の現代の違法に近い労働を取り締まってくれよ
この40年間
低賃金、労働の合理化と迅速化で一人当たりの労働量の増加と
それに伴う環境の悪化で職場のいじめが止まる事を知りません。
皆労働でフラフラで運動するなんて余裕が無いです。