生成AI「国際指針」G7が閣僚声明
✍️記事要約
先進７か国（Ｇ７）は１日、デジタル・技術相会合をオンラインで開いた。生成ＡＩ（人工知能）の規制のあり方などを議論する「広島ＡＩプロセス」では、ＡＩの開発者から利用者までの関係者を対象にする「国際指針」や、偽情報対策の推進などの包括的な成果を取りまとめ、閣僚声明を発出した。
Ｇ７は今年、日本が議長国を務めており、広島ＡＩプロセスには鈴木総務相らが出席した。今回の閣僚声明は、急速に利用拡大が進む生成ＡＩを念頭に、幅広い取り組みを定めた初めての国際合意となる。今月上旬にも開かれるオンラインでの首脳会合で、最終的に合意する予定だ。
閣僚声明には、企業や個人などの利用者を含む「全てのＡＩ関係者」を対象にする国際指針を盛り込んだ。偽情報の拡散などＡＩのリスクを認識し、ＡＩを活用する能力の向上を図ることや、責任ある利用の促進などを明記した。
官民学の国際的な議論を行っている専門組織の東京事務所を新設し、偽情報の拡散を防ぐ技術の開発を推進することも盛り込んだ。インターネット上の情報の発信元を識別する仕組みや電子透かしなどの技術にも言及しており、情報発信者を明示する技術「オリジネーター・プロファイル（ＯＰ）」を念頭に置いたものだ。
来年のＧ７議長国はイタリアになるため、着実な履行に向けた「作業計画」についても協議した。Ｇ７以外の国にも国際指針への賛同を呼びかけるほか、開発者向けに具体的な責務を定めた「行動規範」を支持した企業を公表する。
鈴木総務相は会合後、「自由と民主主義の価値を共有するＧ７が結束して、いち早く課題を解決する方向性を世界に示せたことは大きな成果だ」と述べた。
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
AIの生成画像の方に必要なのではなく、本物の映像の方にその映像が本物である事を示す電子透かしが必要という意味ですが。
透かしがあれば、透かしの無い映像は信用出来ない映像であるという事になり、簡単に本物か偽物かが判別出来るようになります。
webの世界でも当たり前のように使われている技術なので、映像にもそれが必要という事なのだと思います。
✅ いたちごっこになっていくうちにAIの影響で
人類の価値観が大きく変わってしまいそうな気がする。
映画で想起されるようなAIが人を支配をする未来ではなく、
AIによって人類が何が本物か分からなくなり、
場合によってはそれを気にしなくなる。
気にしないことで思いもしない行動の変化が始まる。
「AIの支配がない」という状況（例えばマトリックス等とは違う状況）と
「真実が分からない」という状況によって
価値観の変化が起きて今を生きる多くの人が想像できない社会に
変化してしまうような気がしてきます。
✅ セキュリティやエラーチェックは非常に重要で、例えばChatGPTでは単語を繰り返せ、というごく単純なプロンプトだけで、生のトレーニングデータを出力してしまっていました。
特化型のAIを使って、かつ個人情報を大量に入れていた場合、ハックされた時の被害は甚大です。プログラミング言語の場合は、クラッカーも知識があるという前提で絞り込みが出来ますが、AIは自然言語なので、悪意と執念深さがあれば攻撃が出来てしまう可能性があります。
