能登半島地震 石川の死者6人に
✍️記事要約
石川県能登地方で1日夕方震度7を観測する地震があり、石川県で6人が死亡し、石川県や富山県などで、少なくとも50人がケガをした。
1日午後4時10分、石川県能登地方を震源とする地震があった。
震源の深さはおよそ16キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.6と推定されている。
この地震で石川県志賀町で震度7を観測したほか、七尾市や輪島市、珠洲市などで震度6強を、新潟県長岡市などで震度6弱を観測した。
この地震により各地で被害が確認されている。
石川県によると、七尾市で2人、輪島市、羽咋市、志賀町でそれぞれ1人の、あわせて5人の死亡が確認されていたが、七尾市で新たに1人の死亡が判明し、石川県は地震との関連を調べている。
また、総務省消防庁やFNNの取材によると、石川県や富山県、福井県、兵庫県、新潟県、大阪府、岐阜県で少なくとも50人がケガをしている。
気象庁によると、1日夕方以降、震度1以上の地震が、石川県などで140回以上発生したという。
この地震による津波について気象庁は、2日午前8時現在も、石川県など日本海側の広い範囲に津波注意報を出して注意を呼びかけている。
これまでに輪島で1メートル20センチ以上の津波が観測された他、金沢でも90センチなど各地で津波が観測された。